昨今の単価下落とともに、火葬式や一日葬など、宗教儀式の簡略化やお通夜をしない選択肢が増えてきております。
これは時流によるもので、地域による進み方はあるものの、今後は葬儀社が対応していかないといけない客層となります。
今回はそのような葬儀の集客・単価アップ・生産性アップなど、様々な取り組みで業績アップを行っている葬儀社のポイントをお伝えします。
目次
そもそもになりますが、小規模の葬儀をうまく回すことや、人数が増えた際に大きなホールへの誘導を行うことなどを前提にした式場のつくりを行っています。
それにより5坪の安置室や20~30坪の式場など、投資を少なくすることで投資回収を早めたり、広告宣伝費に費用を回して施行件数を多く受けるようなモデル設計です。
小規模な施行や直葬・1日葬など簡略化した施行に合わせて業務フローや式場の施設を用意することで、業務の効率化を行いつつ、タイトルにもある「持続的成長」に向けた式場展開と言えます。
次に施行件数を増やすために、低単価での打ち出しをしっかりと行うことが多いです。
直葬や一日葬と聞くと、家族葬からランクダウンして受注したしまう印象がありますが、その商圏での低単価での施行をあえて取りにいくという戦略を行っています。
そのために競合他社の直葬・一日葬・家族葬などの価格の下をくぐる価格帯でのチラシの打ち出しや「直葬・一日葬対応」というような集客をしっかり行っております。
低単価なお客様でも単価や付加価値を上げるための商品やサービスをご紹介します。
具体的には生花や納棺など、会葬者や宗教者の有無に左右されないものをしっかりと提案できるようにされております。
例えば、直葬や火葬式など少ない人数用のプランの上位のプラン(直葬・火葬式だと40万円~)に生花や納棺・湯灌を入れることで、故人様のために最後にできることとして提案・受注を増やしております。
また、お部屋においても5名まで小さい部屋にしておくことで、人数が増えそうな場合に家族葬ホールなどへ案内・グレードアップもすることが可能です。
上記のポイントをしっかりと取り組むことで、直葬や一日葬で業績を上げられている葬儀社も増えてきております。
直葬や一日葬での業績アップや今後のお客様のニーズに合わせたモデルを作るためのロードマップとして参考になれば幸いです。
また、今回のセミナーはゲストが3社という特別なセミナーのため、より様々な話が聞ける機会ですので、ぜひご参加ください。
商圏や地域性関係なく業績を伸ばしている葬儀社や成功事例から学ぶ葬祭業経営者向けセミナー
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開催日程
2024年8月1日(日・友引)14:30~17:30
開催場所
船井総研グループ 東京本社 サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)
〒104-0028
東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲
八重洲セントラルタワー35階
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