死亡者数が年々増加するにあたって、件数が伸びている葬儀社も多くいらっしゃるかと思います。その中には、「式場が空いていないことにより失注してしまった。」というケースも毎月何件かあるのではないでしょうか?
大阪府吹田市にある株式会社幸成社様でも失注数が年間30件ほど日程の都合が合わないことが理由に失注することがよくあり、年間で40件近く失注することがありました。その解決策として、「一日葬」を積極的に行うことにより、失注数は10件まで下げることに成功しました。失注数を減少させることにより、1日1組限定貸切会館+安置室1部屋の小さな式場で年間215件の施行を行うことができています。
今回は、失注を減らし件数を伸ばすことができる「一日葬」のポイントについてご紹介いたします。
目次
一日葬のメリットとして、一般的な家族葬(2日葬)と比べて非常に効率的です。流れとしては以下のようになります。
2日葬の場合
【1日目】搬送⇒納棺⇒通夜 【2日目】告別式⇒出棺⇒片付け 【出棺後】片付け
一日葬の場合
【1日目】搬送⇒付き添い安置 【2日目】納棺⇒告別式⇒出棺 【出棺後】片付け&次のお客様の案内
これにより、納棺の時間が2日目に行われることにより、2日葬と比べ式場への移動や納棺の時間の制限がなくなり通夜の日程などによる失注を減らすことができます。
お寺の紹介を希望される方に対して、お布施の金額は、家族葬の金額と一日葬の金額を分けており、一日葬の金額は家族葬の半額程度にしています。さらに一日葬プランは家族葬より3万円安く設定しています。これにより
お客様からは、家族葬と比べるとお布施の金額も含め10万円以上負担が減ることになります。
これにより2割程度だった一日葬の比率が4割以上になりました。また、「費用を抑えることができた分、祭壇をもう少し大きくしませんか?」といった案内を行うことによって家族葬と変わらない単価を維持しています。
さらに打ち合わせの際の具体的なトークとして、
「最近、通夜式を行わない一日葬にする方が増えています。負担も減るので一日葬を行うことをおすすめしています」とご案内しています。このように伝えると多くの方が悩まれるそうです。
それに対して、「近しい方だけという事であれば、最近は一日葬が非常に増えておりますし、お通夜の無い一日葬でも良いのかなとは思いますが、身内の方に信仰心の深い方や、お通夜は絶対しないといけないというような厳しい方はいらっしゃいませんか?」
と確認をとっており、「お寺との付き合いはあるけれど、厳しい人はいないね」といった回答がほとんどといいます。
施行件数の増加にかかわらず、葬儀社の働き方改革にも一日葬を行うことは効果的です。またお客様にとっての負担も減らすことができるため非常に評判が高いものとなっています。
今回は、一日葬の仕組みやオペレーションなどについて一部をご紹介させていただきました。しかし、まだまだお伝えできていないポイントがたくさんあります。そこで、今回は幸成社様をゲスト講師として迎え「家族葬会館の件数アップ・売上アップ」を徹底解説する機会を設けました。
5月18日(土・友引)に東京で開催予定です。
是非、この機会にご参加ください。
☑家族葬会館の出店後、施行件数・シェアを伸ばす方法に悩んでいる
☑事前相談件数か入会数のいずれかが減少してきている
☑1会館あたりの稼働が増えて失注が発生した経験がある
☑大手葬儀社の家族葬式場の出店が加速化し激戦区になっている
☑これから家族葬の式場の出店を検討している
上記のような葬儀社様必見!
土地150坪・建坪60坪の小さな家族葬専用式場で年間215件達成できた株式会社 幸成社様の事例をご紹介いたします。
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開催日程
2024年5月18日(土)14:30~17:30
開催場所
船井総合研究所 東京本社(八重洲)
〒104-0028
東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲
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※船井総合研究所が2024年4月に八重洲ミッドタウンに移転しました!
ぜひ新しい会場にお越しください!