上の図は葬儀社6サイトの流入元を表しています。サイトにやってくるには、SNS、ポータルサイト、お気に入り、MEOなど様々な方法がありますが、葬儀社サイト6サイトの集客の80%は検索でやってきています。つまり皆さんにとって、自社サイトに人を集めようと思ったら、検索対策が必須ということになります。
検索対策には主に以下の二つがあります。
1.お金をかけて即効で検索上位を狙う=検索広告(リスティング広告)
2.お金をかけずに時間をかけて検索上位を狙う=SEO
どちらも同じくらい大切ですが、今回は一つ目のお金をかけて即効で検索上位を狙う「検索広告」についてお話をしたいと思います。
検索広告には主な広告媒体として、Google広告とYahoo!スポンサードサーチがあります。どちらも歴史は長く、より効率的に効果を発揮するために日々進化を続けています。共通しているのがAIを活用した広告配信の自動最適化です。なかでも特に2017年に“Mobile first to AI first「モバイルファーストからAIファーストへ」”を掲げたGoogleの進化のスピードは目を見張るものがあります。
Google広告は7000万個のシグナルを100ミリ秒(0.1秒)以内に分析する処理能力を用いていると言われており、ターゲット、タイミング、配信先などをその分析データをもとに最適化し最大の効果が出るよう広告配信を行います。
すでにこのAIをうまく活用しCPA(顧客獲得単価)やCPC(クリック単価)の低下に成功している事例も多々出てきています。
少し前まではキーワードごとにクリック単価の調整が必須でしたが、今AIに任せることがでます。「コンバージョンを取りたい」、「とにかく認知度をあげたい」、「クリックされるようにしたい」など目的やタイミングに合わせてマーケティング戦略を選択するというような、機械ではできない部分を我々Webマーケターが担います。
例)検索結果の最上位表示を狙う戦略
※一例ですので、すべての葬儀社様にとってこの設定が最適であるというわけではありません。
目標インプレッションシェア
広告の掲載場所>検索結果ページの最上位
目標インプレッションシェア>90%
上限CPCによる入札の上限1,5000円
AIはデータが命です。今からそのデータを蓄積し活用しなければ、時代に取り残されてしまいます。
船井総研は、Googleの定めている要件を満たした運用代理店です。なかでも優れた広告運用実績を行っている代理店として「Google Partnerプレミアランク」に認定されています。ひと月に一度Googleから最新の広告手法、プロダクトに関する情報提供がされていますので、私のコラムの中では今後、最新プロダクトについてもご紹介ができればと思っています。
お読みいただきありがとうございました。