こんにちは、園田です。今回は新しい角度での集客についてお話しできればと思います。
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一昔前までは、年に数回の人形供養祭や朝市などのイベントを開催すれば、100人前後の来場者を集めることも珍しくありませんでした。
しかし、現在では各社が頻繁に似たようなイベントを実施しており、かつてのような反響が得られにくくなっている葬儀社も増えてきています。
さらに、Web広告においても、1クリックあたり1,000円を超えるエリアが出てきており、地域の葬儀社にとっては費用面のハードルが高くなりつつあります。
もちろん、これまでのようなイベントやチラシ、Web広告を継続することも大切ですが、それだけに頼らず、新たな集客手法を模索する必要があります。
そこで今回お伝えしたいのが、「施設からの紹介数」の重要性です。
近年、有料老人ホームの施設数は約1.2倍に増加しており、訪問看護ステーションも同様に1.2倍へと急速に拡大しています。
入居されているご家族が葬儀社を探す必要が生じた際、まず施設のスタッフに相談されるケースが増えてきています。
そのような場面で、スタッフの方から「一度〇〇葬儀社に相談されてみてはいかがでしょうか?」と自然に声をかけていただけるような関係性を築くことが、これからの集客において非常に重要となります。
ここまで読まれた方の中には、
「過去に取り組んだけれど、うまくいかなかった」
「施設に行ったら門前払いされた」
とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
確かに、いきなり訪問して提携契約を結ぼうとするのは逆効果です。
施設のスタッフの方々は、日々、入居者の方々を「元気に過ごしてもらう」ための支援を行っており、そこに突然“葬儀社”として現れても、警戒されたり敬遠されたりするのが現実です。
関係性を構築するうえで重要なのは、「施設が求めていること」を葬儀社がサポートする姿勢です。
ある葬儀社では、施設のために入居者向けのレクリエーションを定期的に開催しています。レクリエーションの企画・運営は、施設側にとっては負担の大きい業務とされており、それを代行することでスタッフから好印象を得やすくなります。
さらに、入居者のご家族から「葬儀や逝去後の手続き」に関する相談を受けた際の対応方法について、施設スタッフ向けに定期的なセミナーを実施している事例もあります。
いかがでしたでしょうか?
もしかすると、すでに近隣の葬儀社が同様の取り組みを始めているかもしれません。
ぜひ、この閑散期を活用してチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
なお、冬の時期になると、多くの施設ではインフルエンザやコロナウイルスの感染防止対策として、外部の方の出入りを制限する傾向があります。
そのため、10月までに自社の商圏内の施設を訪問し、関係性を構築しておくことをおすすめします。
ちなみに、施設からの紹介によって年間9,000万円の売上を上げている葬儀社も存在します。
今回は、その葬儀社の成功事例をご紹介するセミナーをご用意いたしました。ぜひ、下記URLよりご確認ください。
あきらめていた施設との関係性を構築する方法についてご紹介します
【開催情報】
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開催日程 2025年8月30日(土)10:00~12:30
開催場所 船井総研グループ 東京本社
サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1
東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35階
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