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コンサルタントコラム

【葬祭業向け】顧客管理の最前線!ライフテクトヤマグチに学ぶファン客名簿の作り方

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最近、葬儀社の課題の一つとして上がってくるのが「会員管理」。
10年前くらいに施行していただいたお客様が、この数年家族葬ホール出店ラッシュに伴い、当時にはなかった式場ができたためそちらに流れてしまうことが増えてきました。
あくまでも葬儀社選びで最も多い理由は「家から近いから」というのはいうまでも有りません。
そのため近くにできた新しい式場に依頼してしまうという構図になっています。
そんな中では自社のファン客を作ることで、他社に流れず多少距離があっても依頼していただけるような関係を作りたいという葬儀社が増えてきました。

生産性をあげた分業制の問題

また最近では分業制を導入し、一人あたりの担当件数や生産性が高まった葬儀社も多いのではないでしょうか。
社員の休みや振替出勤の都合を考えるとこの施策は間違いなく正しいものです。
しかし一方で、数年前まで担当者の携帯にあった、お客様のある電話が最近聞かなくなりました。
「前にお願いしたんだけど、〇〇さん次もお願いします」という内容です。
昔はよく、担当者が他葬儀社に転職すると、よくお客様ごと持っていかれるという話が有りました。
しかし最近ではほとんど聞かなくなりました。
それもそのはず、分業制を行うにあたって1顧客と1担当者の関係性が浅くなり、また携帯番号も教えておらず会社のフリーダイヤルだけになることによって、お客様がそういった話をできる機会が少なくなっているのです。
こういったリピートを依頼いただけるファン客づくりというのが課題になってきています。

営業のみ専任化している葬儀社が1人あたり月10件紹介客を連れてきた

そんななか、ある葬儀社では営業のみ専任化しています。葬儀の進行はシフト制を採用しており、シフト上問題なければ一気通貫で進めますが、シフト上で休みがあればそれを優先させています。
この葬儀社では専任の営業部があり、会員獲得は営業部が行っています。
あるとき紹介を増やすために1ヶ月間の対面で会員さんに会ったら、友達紹介するように促すと、なんと次の月で1人で10件の紹介入会を作ることに成功しました。
営業マンに聞いてみると、自分によって入会したお客さんをリストとして持っており、定期的に挨拶回りができていたので紹介してくれそうな仲の良い人たちをリストアップしたらそれくらい紹介してもらえたとのことでした。
つまりこの営業マンは自分の顧客と深い関係を作ることでファン客を作ることに成功しています。

大手家電量販店に囲まれても28年連続黒字!そんな街の架電専門店をご存知ですか?

その名前はライフテクトヤマグチ。なんとこの28年間、大手家電量販店の出店やネット通販の増加にも関わらず、黒字を出し続けておられます。
「お客様にトコトン尽くし、心の商いを実践する」をモットーに、独自の取組で、相次ぎ進出してきた家電量販店に負けずに毎月70~80世帯の新しいお客様を増やしています。お客様からは絶大な信頼を頂き、
店舗自体は、売場面積130坪(1階+2階)程度と大手量販店には敵わないが、地域に密着し、独自の顧客管理手法で、お客様の絶大な支持を得ている家電店であり、テレビ・雑誌など多くのマスコミに取り上げられておられます。
今回は葬儀業界に求められる「ファン客づくり」ひいては「顧客管理」を、ライフテクトヤマグチ相談役の山口勉氏をゲスト講師に迎えご講演いただきます。
ぜひ「顧客管理」や「会員管理」を課題にあげられていらっしゃる葬儀社はご参加されてみてはいかがでしょうか。初回のお試し参加は無料となっております。

8/22開催!プレミアムコンパクト葬経営研究会のご案内

ゲストにライフテクトヤマグチ相談役の山口勉氏を迎えご講演いただく特別回となっております。

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開催日程  2025年8月20日(水) 14:30~17:30
開催場所  TKPガーデンシティPREMIUM京橋
〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目2−1
京橋エドグラン 22階
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経営研究会の詳細・申込はこちらから>

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船井総合研究所|赤荻透

チームリーダー
赤荻透

北は青森から南は福岡までの葬儀社ご支援実績。特に東北や関東から中部エリアのご支援先が多く、ご支援先の規模は年間施行件数60件の葬儀社から1200件の葬儀社まで。
ご支援は、他社事例をご提案させていただきながら会議にて行うことを決定。実行するために業務内容や優先業務を整理し、スタッフのご意見もいただきながら進めていくスタイル。小さな成功体験を積み重ねながら、自発的に営業を行えるような組織づくりに定評がある。

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