いつもメルマガをご覧いただきありがとうございます。
葬儀業界では、家族葬など小規模な葬儀形式が主流となりつつあるのが明白です。実際にある調査結果によれば2024年には新規オープンの葬儀式場の9割以上が30名程度の家族葬式場でした。 当たり前の話ですが、家族葬専用式場が一般的になり昔のように差別化要素ではなくなってきているのが現状です。
仮に競合店がそのような家族葬式場を自社エリアに出店してきた場合、
客層にあったコンパクトかつ新築の綺麗な家族葬式場と自社の式場が比較されることとなります。
さらに、その式場が従来の大型葬儀式場であれば稼働率が低下し、収益力も低下する可能性もあります。
式場出店が多かった2000年代の事をふまえると、築年数が15年以上。そして建坪が100坪以上の式場を保有されている葬儀社様も多いことかと思います。
そのような方は、今だからこそ大型式場のリニューアルを視野に入れるべきです。
そのため、今回ではそのメリットとポイントについてお伝えできればと思います。
目次
大前提としてリニューアルをすることのメリットは稼働率をあげることができることです。
①会葬人数の変化に伴い、時代の変化に対応した式場を商品として品揃えできることで収益力を向上させることが可能
よくあるのが、「たまに大型の葬儀があるから・・」といった理由ですが、実際の件数を聞いてみると月に1件~3件しかないといったケースもあります。
もちろん、そのような客層も件数によっては対応していく必要があるため、リニューアルの形式や他式場がカバーできないかなど、その対策も同時に考えていく必要があります。
重要なことはどちらが稼働率と粗利を踏まえた上で収益として最大化できるのはどちらか?将来性の見込みはどうか?という事です。
②新規出店とは異なり、ローコスト投資から可能であること
リニューアルは新規出店に比べて投資費用が少ないこと。そして固定費(人件費や家賃)が追加でかかりにくいことから、稼働率が上がれば投資回収が早期で目指せるという事です。
加えて、基本的には既存顧客基盤があるエリアかと思いますので全くの新規からのスタートではない事。つまり名簿があることからマーケティングがしやすいという事もメリットです。
リニューアルを成功させるためには、以下の5つのポイントがあります。
今回のそのポイントを簡単に下記に記載いたします。
1.市場・ニーズ調査
商圏や競合を分析し、顧客ターゲットを明確化します。
2.投資回収計画
適切な投資額と回収期間を設定し、財務状況を考慮した計画を立てます。
3.設計
高付加価値の提案とオペレーション効率を両立させた式場設計を行います。
4.販促
リニューアルオープンを効果的に告知し、集客を最大化するための戦略を策定します。
5.営業
リニューアル後の式場に見合った商品プランと営業方法を再設計します。
これらの5つのポイントを踏まえ、計画的にリニューアルを進める必要があります。
また加えて知っておくべきことは他社様のリニューアル成功事例です。
実際にリニューアルをしても稼働率が上がるのかどうか。ただきれいにするだけではなく
どのような事を考え実行していくのか。このあたりを知っているかどうかで成功確率は大きく変わります。
そのため、次回メルマガでは今回簡単にお伝えした上記5つのポイント詳細解説×成功事例紹介をお届けできればと思います。
4月14日開催の葬儀式場リニューアルサミットでは、愛知県に拠点をおく株式会社スズソウの鈴木代表取締役がゲスト講師として登壇します。
セミナーでは、同社のリニューアル成功事例をさらに詳しく解説。また、その他の葬儀社様のリニューアルの成功事例とポイントを解説いたします。
ぜひご興味ある方はご参加ください。
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
開催日程 2024年4月14日(月・友引前)10:00~12:30
開催場所 船井総研グループ 東京本社
サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1
東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35階
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□