皆様、4月入社の新入社員の研修スケジュールや教育スケジュールのご準備はお済みでしょうか？
また、直近1年間で入社したスタッフの社内外の研修は実施されておりますでしょうか？多くの葬儀社様では仕事内容を伝える場はあるものの、「他社スタッフと交流する場」を研修プログラムとして準備されている会社様は少ないのが現状です。
経営者や管理職の方が外部のセミナーや交流会に参加されることはよくあるかと思いますが、新入社員の育成に力を入れている葬儀社さまにこそ取り組んでいただきたいことが、他社社員との交流です。
今回のコラムでは入社1年以内の新入社員がいる葬儀社さまにこそ取り組んでいただきたい、他社との交流のメリットをお伝えします。
目次
新入社員の成長に必要なことが自分の目指したい像と重なる社員を見つける、つまり、ベンチマーク社員を見つけることです。他社社員と交流することのメリットの一つ目が、他社社員の事例を知れることにあります。
自身のベンチマーク先を見つけるとで、目標とする人物像を設定し、その人物の行動や考え方を参考にし、自身の成長を促すことができます。葬儀業界においても、優れたスキルや知識を持つ社員をベンチマークとすることで、自身の成長を加速させることができます。
ベンチマークをするメリットは多岐にわたります。まず、具体的な目標を設定しやすくなります。漠然と「スキルアップしたい」と考えるよりも、「〇〇さんのような司会者になりたい」という目標を持つ方が、具体的な行動計画を立てやすくなります。
しかし、ベンチマーク先を見つける、と言っても、入社直後で葬儀社において良いとされる基準が分からない、社内のモデル社員はいるが、自分の目剤死体社員像とは少し違う、などの理由から社内で必ず見つかるわけではありません。
ですので、社内だけでも社外の社員、特に新卒や未経験など同じ立場で入社し活躍されている社員の方と交流することで自分の目指したい社員像をより詳細に持つことが出来ます。
新しく入社して半年ほど経つと、その職場の環境に慣れ、「この地域ではこうするのが一般的」「うちのやり方はこうだから」といった発言が増え、知らず知らずのうちに既存の価値観に染まってしまうことはないでしょうか。もちろん、企業文化や地域ごとの特徴を理解し、適応することは大切ですが、一方で、成長を続ける企業や優れたスタッフの考え方を柔軟に取り入れ、日々の業務に活かす姿勢も求められます。
そのためには他社社員との積極的な交流が欠かせません。特に新卒入社や未経験入社など、同じ境遇でスタートした仲間同士が互いに意見交換を行うことで、新たな視点や柔軟な発想が生まれやすくなります。
また、他社社員と交流する具体的な手段として、知り合いの葬儀社と合同で研修を実施する方法が有効です。こうした合同研修を通じて、異なる企業文化や業務の進め方を直接学び合い、双方にとっての新たな発見や改善点を共有することが可能となります。
さらに、外部のセミナーへの参加も一つの手です。交流だけではなくセミナーを通して業界全体の最新動向などを知ることで、葬祭業に従事するスタッフとして、今どう言う環境にいるのか、求められる役割は何かを知ることが出来ます。
今回は入社1年未満の方が他社社員と交流するメリットをお伝えしました。
他社と交流する、といっても中々そういった機会をつくることが難しい、というお声も多く頂きますので、船井総研では今年も葬祭業向けの新入社員研修を実施する運びとなりました。
研修には全国の葬儀社からっ新卒・中途を問わず入社1年未満の社員の皆様にご参加いただく予定です。
また、本研修には特別ゲストとして株式会社公益社の西岡瑞葵様をお呼びし、ご講演いただく予定です。
西岡様は新卒2年目のディレクターですが、入社10ヶ月でデビューされただけではなく、独り立ちから1年もたたないうちに平均単価100万円、入会率90%以上を達成された、未経験でも早期から活躍されているディレクターです。当日は先述のポイントはもちろん、その他にも早期活躍に必要なポイントをお話しいただく予定です。
また、ゲスト講師のお話を踏まえて、研修の中で武器作り・ベンチマーク社員探しからアクションの決定までを行います。
御社の研修プログラムの一つとして、是非ご検討ください。
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開催日程 2024年4月27日（日・友引）11：00～17：00
開催場所 船井総研グループ 東京本社
サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1
東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35階
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