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コンサルタントコラム

【最新】葬儀社の実際に活用しているAI事例大公開!

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近年、あらゆる業界でAI(人工知能)の活用が急速に進んでいます。
製造業やIT業界はもちろんのこと、意外な分野でもAIが導入され、業務効率化やサービス向上に貢献しています。

実は、葬祭業もその一つです。これまで人の手で行われてきた葬儀社のバックオフィス業務にも、AIが活用され始めています。

「葬儀社でAI?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、AIによる業務効率化をすることで担当者はより質の高いサービス提供に集中できるようになります。

今回は、葬儀社のAI活用事例を3つご紹介いたします。
活用事例①AIで自動で施行の人員配置
活用事例②供物注文書をOCRで読み取り
活用事例③チャットGPTを使って自動で引き継ぎ書作成

活用事例①AIで自動で施行の人員配置

施行を行う上で、司会や受付などの役割をその日出勤している社員に割り当てます。
その際に、
・葬儀が入るたびに都度発生するため人員調整が難しい
・施行業務によって、経験やスキルが必要なものもあるため特定の人に業務負担がかかる
といった課題が発生します。

この施行業務の人員配置を、ある葬儀社ではシフト表と各社員のスキルから自動で人員配置を行うシステムを活用して行っています。
そのシステムでは、月の各社員のシフトと、各業務の優先順位を加味したスキルを数値で入れ、ボタンを押すだけで人員配置をすることが出来ます。
この人員配置システムを活用している葬儀社は、これまで出勤する社員を確認し各業務割り当てるのに1時間かかっていたのが、AIで人員配置を行うことで15分まで短縮することができました。

活用事例②供物注文書をOCRで読み取り

葬祭業の業務において、システムを導入していた場合でも
・デジタルが苦手な社員がいる
・供物注文書や会員申込書などお客様に記入してもらうデジタル化できない紙類がある
といった紙を手放せない場面が多いです。

紙から脱却できない中で、活用できるのは…

OCRです。 OCRとは画像や写真から文字を読み取る機能で、転記する作業を削減することができます。 ある葬儀社では、お客様が記載した供物注文書を写真に撮り、OCRで文字をシステムに自動反映させることで、システムに転記する時間を短縮しています。 このOCRは、供物注文書以外にも会員申込書や、見積書などの紙の読み取りにも活用の幅を広げようとしています。

活用事例③チャットGPTを使って自動で引き継ぎ書作成

近年、チャットGPTでは主に文章の生成や長文のテキストを要約するといった用途で様々な業界で使われています。
葬儀社におけるチャットGPTの活用方法の一つとして挙げられるのは、引き継ぎ書の作成です。
施行当日休みのため、別の担当者に引き継ぐまたは分業していて打合せ担当者から施行担当者に引き継ぐといった際に、
・引き継ぎ書を作成する手間が発生する
・担当者によって引継ぎ内容が異なり、品質に差が出る
といったことが課題に挙げられます。

チャットGPTでは、打ち合わせ時に録音し、文字起こしをしたものとプロンプトと呼ばれる指示書を送ることで自動的に引き継ぎ書を作成します。
担当者が行うことは、録音をすることとチャットGPTに送ることのみです。
それだけで引き継ぎ書を作成するだけではなく、指示書にて引継ぎに必要な項目を設定しているため品質を担保することもできます。
ある葬儀社では、チャットGPTを活用し引き継ぎ書を作成する時間が2時間から30分に短縮されました。

【〆切間近】葬祭業向けkintone×顧客管理×AIでできる業務改善手法セミナー

葬儀社のAI活用事例はいかがだったでしょうか。
セミナー当日は、kintoneとAIを活用した業務改善事例を詳しく紹介いたします。

・システムを入れているが、なかなか社内で使いこなせていない
・紙やExcelから脱却し、システムを導入したい
・システムを上手く使えているため、さらにAIを活用して業務改善に取り組みたい
上記一つでも当てはまる方がいらっしゃいましたら、60分無料セミナーとなっておりますので是非ご参加ください!

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