船井総合研究所では全国100以上の葬儀社様の経営コンサルティングを行っていますが、たった1年間で年間売上4,700万円の会館がたった1年で8,600万円に売上アップした葬儀社様がいらっしゃいます。それは、秋田県大仙市・秋田市に会館をもつ株式会社メモリーです。
株式会社メモリーでは、築7年になる家族葬会館「別邸八橋」を2200万円かけてリニューアルしたことによって大幅に業績アップを実現し、1年で投資回収を終えました。今回はリニューアルするまでの背景と成功のカギについてご紹介します。
リニューアル前、「別邸八橋」は80名規模の会葬を想定していました。しかし、コロナ禍の影響で葬儀の規模が縮小し、近年は10～30名規模の家族葬が主流となりました。この変化をいち早く捉え、会食室やホールを30名程度の規模に改装し、地域に合った家族葬に最適化しました。
さらに、「ゆっくりとした家族葬」と「シンプルな家族葬」という2つの異なる価格帯のプランを設定し、選択肢を増やすことで、異なるニーズを持つ顧客層に対応。これにより、競合が手を伸ばしにくい顧客層をターゲットにし、効率的に施行件数を伸ばしました。
リニューアルに合わせて、地域とのつながりを強化も行いました。具体的には、以下の2つです。
1.地域イベントの開催
地域の方々が参加できる「マルシェイベント」を開催し、10以上のブースが出店する大規模な催し物として成功。単にイベントを行うだけでなく
地域住民の参加を積極的に促したことで、100人以上の方が来館し、新たに会員登録をしていただく流れをつくりました。
2.営業活動で地域の高齢者層にアプローチ
営業部では、介護施設や高齢者コミュニティに積極的に参加し、地域の方々に直接アプローチ。特に、身元保証ビジネスと併せた会員入会の促進に力を入れ、リニューアル前の3か月で100組近くの会員を獲得しました。
今回の成功事例で学べることは、家族葬の単なるリニューアルではなく、「市場のニーズに合った形への柔軟なリニューアル」が大きな成果を生むということです。また、地域との関わりを深めることで、会員の獲得や施行件数の増加にもつながります。
【締め切り間近！】成功の秘訣を詳しく学べるセミナーのご案内
株式会社メモリー様の成功の背景にあるリニューアル戦略について、さらに詳しく知りたい方へ向けて、今回セミナーを開催します。株式会社メモリーの代表取締役会長の加藤氏を迎え、リニューアルの成功事例はもちろんのこと、地域に根差した活動を活発に行っており身元保証ビジネスや不動産事業など、「地域の葬儀社のあり方」について分かる1日になります。申込日までのこりわずかです。ぜひご参加ください。
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開催日程
2024年11月4日（月）14：30～17：30
開催場所
船井総研グループ 東京本社
サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1
東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35階
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