近年、葬祭業の課題として挙げられるのが「人材不足」です。人材の確保・育成が困難になっていることから、業務を効率化させたいという声をいただくことが増えてきています。
さらに、大手葬儀社の出店攻勢は止まらず、競争は激化する一方です。2040年を目途に死亡数がピークを迎えることから、葬儀社が生き残っていくためには、出店による店舗数増だけでなく、他社との差別化が不可欠となっています。
人材不足に加えて競合との差別化が求められる今、葬祭業で活かすことができるのがAIです。
AIは、葬儀社の業務を効率化し、顧客一人ひとりに寄り添ったサービスを提供する強力なツールになりえます。
今回は、葬儀社がAIを活用することでどのような効果があるのかご紹介します。
目次
AIを活用することで、これまで人手に頼っていた業務を自動化し、限られた人員でより多くの業務をこなせるようになります。
例えば、ほんの一例として挙げると、紙の文字をデータ化してくれるOCRと顧客管理システムを連携させることで、注文情報の転記業務を自動化することが可能です。従来、手作業で行っていた注文書のデータ入力をOCRで自動化することで、転記の手間やミス発生のリスクを削減し、大幅な業務効率化を実現できます。
AIを利用することで、今まで人力で行っていたサービスをより精度を上げて行うことが可能になります。
例えば、打ち合わせでヒアリングした内容をもとに、サプライズを実施するケースがありますが、そのサプライズ案をAIに企画してもらう(ブレインストーミングの相手として活用する)ことも可能です。また、生成AIであれば
故人のパーソナライズや価値観を反映したオリジナルムービーやイラストを作成することも可能です。これまで人力で練っていたサービスも、AIを活用することで幅を広げた提案ができるようになります。
効率化・サービス力アップ以外に、実はAIはマーケティングにも生かすことが可能です。
例えば、顧客管理システムとAIを連携させることで、顧客管理システムに蓄積された顧客の属性や過去の葬儀に関するデータをAIが分析することで、営業リストを作成するなども可能となります。これにより、分析の手間が省け、より精度の高い分析データに基づき施策を実行することが可能です。
今回、葬儀社におけるAI×システム活用の最新事例をぎゅっとまとめたセミナーを開催することとなりました。
たった60分オンライン開催となりますので興味がある方はお気軽にご参加ください。
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
開催日程
2024年11月5日(火・友引)10:00~11:00
2024年11月12日(火)10:00~11:00
2024年11月20日(水)10:00~11:00
全日程オンライン開催
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□