原価高騰や人件費増などを背景にコストが増加し、売上は上がっているが、同じように利益がいまいち伸びていないというお声をお聞きします。
今回は高収益化していくためのポイントをお伝えできればと思います。
目次
まずは原価高騰の観点でいえば、2023年は過去最高のインフレ率となっております。
これにより原価高騰による粗利率の低下が予想されます。
実際に船井総研主催の勉強会でアンケートをとったところ、51%の葬儀社様が昨年よりも粗利率が低下したという結果となりました。
次に人件費高騰の観点ですが、物価上昇を加味した過去最大の最低賃金の引き上げにより2024年度の最低賃金の目安を全国平均で時給1054円。
22年連続での増加となり今後も人件費増は続く見込みです。
この2つの観点から何もしなければ利益率低下は免れないといえます。
企業の利益率を上げていこうとすると、短期と中長期の大きく2つの視点を持つことが重要です。
短期はすぐに実行でき、成果もすぐにつながること。
中長期は、1年~3年をかけて会社の体質を変えていくということです。
ここではビジネスモデルを変えていくということも言い換えができます。
いずれにせよ、共通してまずやることといえば
自社が同業他社と比較して損益計算書(PL)の各項目がどのくらい差があるのか
をまずは知ることが重要です。
例えば、粗利率、人件費比率、営業利益率、労働分配率、人時生産性などといった項目です。
コスト削減&値上げと聞くともうできることはやってるよ。というお声もあるかと思います。
ただし、ここはまだ自社はやっていないという項目はきっとあります。今回の事例の一例をご紹介します。
ある葬儀社様では、会館近くに別で借りていた駐車場賃料をオーナー様と交渉し20%の減額に成功しました。
ここでのポイントは、その葬儀社様は基本的に何もせず、オーナー様との関係性も損なわずにその成果が出せたことです。
その理由は、そういった家賃減額サービスを得意としている企業様に外注したことが理由ですが、驚くのはその企業様の減額成功確率が70%を越えるということです。
根本的に言えば、コロナが収まってきている今、前ほど駐車場はいらないから解約するという考え方もあります。
ただ、とはいっても、まだ必要だなという企業様は見直す価値はあるかと思います。
また次回以降のメルマガでも今回のような成功事例をお伝えできればと思いますので、ぜひお楽しみにください。
そしてその手法がたった2時間半の時間で学べるセミナーをご用意しました。
ご興味がある方はぜひお申込みいただけますと幸いです。
原価高騰、人件費増、電気代高騰という市場環境の煽りを受けている葬儀社も少なくないかと思います。
このような時流に対応するために値上げなどで単価をアップさせる+コストを極力削減するということがこれからの経営において必要になってきます。
このセミナーでは、①賃料の適正化②すべての納品書・請求書の一元管理によるコスト削減③AI活用による作業時間削減などの事例をお伝えいたします!
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開催日程 2024年9月26日(水)10:00~12:30
開催場所 船井総研グループ 東京本社
サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1
東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35階
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