みなさんはこの「◯◯」というところに当てはまることは何だと思いますか?
例えば出店とか分析とかマーケティングとか、そういった言葉も出てくるかもしれません。
それも一つの要素ではあります。しかし、それは部分的な要素であって全てではありません。
では一体この「◯◯」とはなんなのでしょうか?
皆さんの管理職や店長で、今期の売上目標を言える方はどれくらいいますでしょうか?
店舗あるいは全社、おそらく半分いかないくらいの葬儀社では言えるのではないかと思います。
では次に、その数値を達成するために、何をどれくらい目標とすれば達成する可能性が高まるのか、ということを言える方はどれくらいいますでしょうか?
おそらく9割の管理職や店長は出てこないでしょう。
ここでの正解は施行件数を◯件するために、入会数◯件、相談数◯件などのプロセス目標(=KPI)を立てることです。
この目標値がないまま、売上目標が先行しているケースが多くあります。
そのためどうやったらこの目標を達成できるのかということが抜けていることが多々あります。
これを回答できるのが「数値に強い人財」です。
さてこの人財が1人でもいると会議の仕方が変わります。
いない場合、会議は「相談数はぼちぼちいたと思います」「入会率は良かったと思います」など所感でしか進みません。
さてこれのどこが問題かというと、この所感ほぼあてにならないのです。
実際に所感を聞いたうえで数値を拾ってみると全く乖離していることがかなり多くの割合であります。
つまり実際に数値を見ないとわからないということです。
人間は本質的によく見せようとするので、こういうギャップが発生してしまう訳です。
このとき「数値に強い人財」がいると、これを数値で語ります。
現状がどうで目標がどうでギャップがこうだから、埋めるためにこういう取り組みが必要というロジックです。
これだけで
正しい課題の抽出とそれに対するアプローチができるようになるため、効果的なPDCAが回るようになります。
一方で、なかなかその発想を教育定着させていくのは難しいという悩みもあります。
しかしこのPDCAを1年間で管理職に定着させた方法があります。
それが「管理職と中期経営計画を毎年見直しすること」です。
愛媛県で売上20億円を誇る、月心グループ公益社では2019年にたてた2023年の売上目標(=売上+5億円)を見事に達成しました。
しかも出店はわずか2店舗。つまり単価アップとシェアアップによる施行件数増です。
そしてこれらを実現していったのは各店長なのです。
一体何が変わったのかというと「店長との会議の進め方」です。
お伝えした通り「管理職と中期経営計画を毎年見直しすること」で、店長たちも数値目標を可視化し、その場で今年の目標値を作ることができるようになりました。
その結果、足りない数値が明確になり、どこに力を入れるべきか明確になったため非常に効果的に取り組みを行うことができるようになりました。
さて、今回はその月心グループ公益社の現場を視察する機会をご用意しました。
1日1組で年間100件自社受注する式場の見学、1年間でシェア5%あげた店長のマインドシフト、1施行1担当制で1ヶ月担当8件月休8日を実現する葬儀の回し方など、視察やインタビューを交えて現場のリアルを見せていただきます。
先方のご了承もいただきましたが、何度もお願いしてようやく了承いただいたため今回が最後の視察になるかもしれません。
ご興味あれば以下のURLから詳細を御覧ください。
定員になり次第締め切らせていただきますのであしからずご了承ください。
5年間で15億から20億に成長した葬儀社の事業戦略のポイントとは
「既存店の業績アップのポイント」「新規出店の考え方」「専任営業部での取り組み」「アフター売上の向上」「他事業への参入」について株式会社 公益社 専務取締役 大政 裕志 氏にお話いただきます。
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開催日程
2024年6月5日(水)10:00~17:00
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