最近多くの仏壇店・墓石店からいただくお悩みとしては、
「地域で生き残るためにはどうしたらいいか?」
「業績をなんとか伸ばす手段はないものか?」
「ほかの事業に投資したいけど何かいいものはあるか?」
ということをいただきます。
今回は全国の成功事例を通じて、上記のようなお悩みをどう解決しているかを解説していきます。
関西のとある仏壇店では、人口4万人程度ですが、年間10,000人以上の方が店舗を訪れます。そんな仏壇店がやっていることは、
①毎月店舗でイベントの開催
②店内配置を定期的に変更
③チラシやHPでの販促を定期的に実施
こちらの仏壇店では地域の方に楽しんでいただけるようなイベントを数々実施しています。決して広い店舗ではありませんが、
接客スペースを空けることで、念珠づくり教室や、プリザーブドフラワーづくり教室などを行っています。
楽しみにしている方が多いので日常的に来店し、お知らせを見に来たりするため、購買頻度の高いお線香などを定期的にお買い上げいただけています。
また店内配置を定期的に変えることをしています。お仏壇ばかり並んでいる仏壇店で、目新しさがないと来店は続きません。店内に入った瞬間の景色が変わることでお客様の印象が変わります。
その店内配置を変えることによって、今まで出ていなかった仏像が出たり、おりんがでたりと効果も出ています。
露出回数もかなり多くなっているのが特徴です。購買頻度が高くない仏壇店ではどれだけ知名度を高めることができるかがカギとなります。
「チラシはあたらないから打たない」ではなく、知名度・認知度アップのために販促活動を行い続ける必要があります。
東海地方にある墓石店ではコロナ渦のなかでも業績を120%向上させました。取り組んだのは、
①墓石の利益率の見直し
②周辺商材の強化
多くの墓石店にお話を聞く中で特徴的なのが…
「一般墓の利益率が50%を切っている」というお話です。もちろん施工ができるのか、などによって多少の違いはあるものの、
他の商材に比べて利益率に課題はあるので「競合店と値下げの仕合を行わない」ということを徹底しました。
またメンテナンスや墓じまいといったお墓の周辺商材のニーズは高まっています。パンフレットや過去客への訴求によって受注を増やし、売上アップに貢献できます。
いかがでしたでしょうか?業界としては年々厳しくなっているものの、地域で生き残りをかけて様々な施策をうっている仏壇店・墓石店はたくさんあります。
一度みなさまの方でも「競合であそこは元気だな」、「よくチラシが入るな」というところの動きをチェックするのはいかがでしょうか?
自社にマネできること、マネできないことあると思いますが、まずは明日から取り組めそうなことから取り組んでみてください。
仏壇・墓石店の成功事例特集
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〇開催日程
2023年5月10日(水)13:00~15:00
〇会場
船井総合研究所 大阪本社
(〒541-0041
大阪市中央区北浜4−4−10 船井総研大阪本社ビル)
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