式場の出店や様々な施策を行なう中で、エリアや部署のマネジメントから新しい取り組みを率先して行なってくれるような幹部社員のニーズが特に増えております。
逆に幹部社員が少ないという事情によって新しいエリアの出店に悩んだり、新しい取り組みも社長自身が行わなければならないと言った悩みもよく耳にします。
特によく聞くのは、「経営者目線を理解して欲しい」「自分自身でゴールを設定し考えながら進めて欲しい」というようなことです。目先の数字だけではなく全体最適を考えながら業績を伸ばすことに貢献している幹部社員がいる会社はどのような組織なのでしょうか。
今回は、右腕や幹部社員が育っている葬儀社の特徴についてお伝えいたします。
一つ目はビジョンや理念が明確で浸透していっている会社です。幹部社員は目先の件数だけでなく、長期的なビジョンや将来性に想いやワクワク感を持っていることがほとんどです。
そのようなビジョンや会社の考えがしっかりある葬儀社には優秀な幹部社員がいることが多いのですが、目先の葬儀や売上だけではなく、長期的な成長を見越して動くようなモチベーションの源泉がビジョンや理念にあると言っても過言ではないでしょう。
また、件数や組織体制が成長していることも大事です。役職や役割など、成長が前提になることでポストやキャリアが見えてきます。
現状でも幹部の方でもより会社が成長することによって、現状のポジションを後輩にゆずり、高いポジションを目指すことができるのです。
次の特徴として、役割や目標が明確になっているということです。具体的には年次での施行件数や各式場での達成のためのKPIなどです。
そのようなビジョンに沿った目標をしっかりコミットすることでブレずに推進してくれる。幹部の下のメンバーを適切に評価することでチーム全体の待遇やモチベーションアップに繋がるということになります。
より端的に言うと…
目指すべき目標や新しい取り組みのゴールがしっかりあった方が成功体験や経験を積みやすいということです。
また、幹部の方が全てご自身で組み立てて経営を行なっていくわけではないので、大枠の目標や評価の仕組みがあることで、取り組みが明確になりメンバーをマネジメントしていくことができます。
もちろん幹部社員自身が目標や役割を創っていくことも大切ですが、大きい目標(出店数や売上・施行件数など)はしっかりとグリップしていくことで同じ経営者目線を持つことが可能となります。
最後に、他社情報や他業種のノウハウから学ぶことも必要です。現場レベルのスキルであれば、社内でのコミュニケーションで培うことができるでしょう。
しかし、高い目線でのマネジメントや年に1回あるかないかの新しい取り組み(出店やイベント、組織編制など)を社内の情報だけで完結することは難しい場合がほとんどです。
その場合に同業他社からノウハウを学んだり、幹部社員のレンジでの相談ができるような環境がある会社の幹部の方がスピード感もあり前向きです。
また、幹部からの新たな提案においても自身で一から学んだことからアウトプットをするよりも他社がやっていることを参考に自社に置き換えて考える方が有用な場合も多くあります。
経営者の方は地域での経営者コミュニティなどを上手く活用されてあることが多いと思いますが、より成長してほしい幹部に対して自社内以外での情報や刺激を持つ機会を作ってみてはいかがでしょうか。
いくつか特徴をお伝えしましたが、幹部が育っているのは社内だけで完結する話ではなく、ビジョンや理念に沿った将来の成長性や他社との関わりでノウハウや刺激をもらうということです。理念やビジョンはすでに持っているという葬儀社はありますが、他社との関わりを地域のバッティングなどを考えながら持たせることはなかなか難しいのではないでしょうか。
今回は全国各地から幹部が集まる機会がありますのでご紹介させて頂きます。今回の研修によって幹部の方のさらなる成長につながる機会にしていただければ幸いです。
【リアル開催研修】
・経営者の支えとなる右腕の幹部を育成したい
・幹部やリーダーのスキルや取り組みを体系的に向上したい
・他社の幹部やリーダーとの情報交換を通して、意識や視座を高めたい
このようなお考えをお持ちではないでしょうか?
セミナーに参加することで、マネージャーに必要な管理数字を体系的に学び
戦略を行動へ移せる右腕を育成可能です。
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
開催日程:
2023年5月19日(金・友引)11:00~16:30
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□