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コンサルタントコラム

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築年数の長い既存店を活性化させるための方法とは?

【執筆者:

皆様、こんにちは。船井総合研究所の園田です。

題名の通り、今回は、既存店の活性化をテーマにお話しさせていただきます。

突然ですが、皆様も10年前と比べ会葬者の人数は大幅に減少したと実感しているのではないでしょうか?近年の家族葬ブームはもちろん、コロナウイルス等の影響もあり、家族葬よりもシンプルな直葬や火葬式を望む方も急激に増加しています。

このような中、地域で長く葬祭業を営んでいる葬儀社が抱える大きな悩みがあるはずです。

それは、

「築年数の長く、式場スペースが広い一般葬専用式場が稼働しない・・。」

10年前まで、150万円以上の高単価の葬儀を多数行うことができ、売上の柱ともなっていた葬儀式場。今では、なかなか売上を伸ばすことができず、経営者の皆様の悩みの種になっているのではないでしょうか?

既存店を活性化させる2つの方法

活性化させる方法は大きく二つ考えられます。

1.地域内の一般葬を希望する顧客を獲得する
2.小規模の葬儀に対応した式場にモデルチェンジをしていく

しかし、1.の場合「近隣だから」という理由で葬儀式場を選ぶお客様が多い中で、地域内の一般葬を希望する顧客を獲得するには、出店するしか方法はありません。一般葬を希望する方が減少していく中、一般葬対応型の式場に新規出店することは現実的ではないでしょう。

このように考えると、2.にある通り、小規模の葬儀に対応した式場にモデルチェンジをする方が得策と言えるでしょう。

これは、全くの机上の空論ではなく、実際に売上アップ・件数アップを実現された葬儀社様がいらっしゃいます。

それは、…

「築年数の長く、式場スペースが広い一般葬専用式場が稼働しない・・。」

小規模の葬儀に対応した式場にモデルチェンジをする

福井県福井市に本社を持つ創業90年以上の老舗葬儀社、株式会社オームラ。

先代の社長が建てられた築年数30年以上の「西木田合掌会館」という一般葬専用の式場を所有していました。しかし、業績は右肩下がり。。

「時流に合わせた式場にしなければ!」という現社長の判断から、思い切って駐車場にダウンサイズさせた中・小規模の施行を受ける式場を、昨年オープン。

近隣の方から親しまれており、認知度もあったこともあり、名前はそのままにしながらも、「古くて大きな式場」というイメージを払拭できるようにし、昨年から中規模・大規模「新・西木田合掌会館」へ生まれ変わりました。

他にも取り組んだ内容は、他にも様々ですが、

なんと!たった1年間で、

既存エリアの売上が1億円アップ・施行件数も183件から276件と93件アップを実現することに成功しました!

ただ、ここまで読んでいただいた方は、少しお気づきかと思いますが、

「式場をダウンサイズさせた場合、単価が下落するのでは・・・??」

しかし、オームラは、奇跡を起こし、なんと施行単価が5万円アップ!驚異の成果を出されました。

式場をダウンサイズさせても単価が上がるという「奇跡」を起こすためにオームラが取り組んだことについて知りたくありませんか?次回、オームラ流「単価アップさせるための商品設計術」についてお伝えいたします!

株式会社オームラ!大村社長が登壇!!
既存エリアを活性化する方法を知ることの出来る1日!

2年ぶりの東京開催!【葬祭業経営戦略セミナー2022】
東京開催は、先着30名様限定!

【東京会場】 2022年10月19日(水) 13:00~16:00(受付12:30~)
(株)船井総合研究所 東京本社
JR東京駅丸の内北口より徒歩1分

【オンライン開催】2022年10月29日(土)・11月3日 13:00~16:00(受付12:30~)
当日ZoomのURLをお送りいたします。

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園田 達彦

新卒から入社し、ライフサービス事業のコンサルティングを行っている。経営者・従業員の方々と一緒に課題を解決し業績アップを目指す『伴走型』のコンサルティングに定評がある。経営者・働く社員・エンドユーザーなどすべてのステークホルダーが笑顔になれるサポートを行います。

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