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コンサルタントコラム

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葬儀社が集客アップのために行うWeb施策「コンテンツSEO」とは?

【執筆者:

いつも葬儀経営.comをご覧いただき誠にありがとうございます。

葬祭業のWebマーケティング専門コンサルタントの園田と申します。

 

今回は、「葬儀社の集客拡大に向けて取り組みたいウェブマーケティング施策「コンテンツSEO」」をテーマに、主に葬儀社のWEBサイト経由の集客(SEO対策)や、葬儀社のWEBサイトの改善ポイントについてお伝えいたします。

 

〇このようなことをお考えの葬儀社(葬祭業者)様

・SEO対策で自社ホームページからの集客を強化したい葬儀社様

・ウェブ広告の費用がかさみ、無料で集客できるSEO対策をしたい葬儀社様

・ポータルサイト経由の葬儀施行の割合を減らしたい葬儀社様

 

【この記事を読んでわかること】

・葬儀社におけるSEO対策の重要性

・SEOを実施する際に必要な「順位の決定要素」の基本

・葬儀社におけるコンテンツSEOの実施方法

 

 

〇葬儀社のホームページで意識したい「検索順位」と「SEO」

皆様のホームページは、「地域名 葬儀」「地域名 家族葬」で検索した際に、上から何番目に表示されておりますでしょうか?当然ながら、上位表示されることにより、自社の葬儀のホームページがクリックされる率や自社の葬儀サイトに訪れてくれる人の数は増加します。

 

実際に、2021年に実施された調査(※)によると、順位が1位のクリック率は13.94%なのに対して、順位が2位のクリック率は7.52%、3位にまで下がると4.68%と、大幅に下がってまいります。

※出典元:https://www.seoclarity.net/mobile-desktop-ctr-study-11302/

 

また、近年の喪主世代のインターネット使用率の向上により、葬儀社もホームページからの集客が重要といえるでしょう。特に、急いで葬儀の依頼先を探している「今すぐ客」に向けた広告施策としては優先順位が高いものといえるでしょう。また、終活をしている方が、葬儀社の事前相談先を探す際にも、インターネットを通じての問い合わせが増えてきております。

インターネットの使用率は3年間で継続して上昇傾向

出典:総務省発表 令和1・2年度「情報通信白書」より船井総研作成

 

そのためにも、SEO対策を実施し、上位表示されることは重要です。

 

一番手っ取り早く上位表示をさせたい場合は、リスティング広告を使用することですが、大手葬儀ポータルサイトが多額の広告費用をかけていることもあり、広告単価が大きく引き上がってきております。

そこで、リスティング広告を使わず、無料でホームページに集客をすることが可能になるSEO対策の重要性が高まってきており、当社にもSEOに関する問い合わせが急増しております。

実際、どのような取り組みをすることで、葬儀社のホームページのSEO対策につながるのでしょうか?

 

では、どのような取り組みをすることが、葬儀社のホームページの検索順位を上げることにつながるのでしょうか?

 

〇葬儀社のホームページの検索順位の決定要素を知る

検索順位の決定には様々な要素が関わります。葬儀社も、その決定要素に対応していく必要があります。

 

一昔前のGoogleやYahooなどは、「他のホームページにURLが貼っている=良質なページ」と認識していることを利用し、別サイトを立ち上げ、自社のサイトURLを大量に貼り付ける手法(自作自演リンク)や上位表示させたいキーワードを不自然に大量に詰め込む(ワードサラダ)などの手法がありました。

 

しかし、最近では、このような小手先の手法で上位表示をさせることは難しくなりました。それだけではなく、ペナルティを受けて順位が大きく下がったり、検索から除外されたりする可能性もあります。

 

これまで以上に、正攻法でSEOに取り組む必要があります。その正攻法の1つが「コンテンツSEO」です。

行うことは非常にシンプルで、「検索する人に求められる情報を適切にお届けできる情報を届ける」こと、例えばサイト内にあるブログから、葬儀や供養に関する豆知識を投稿することが挙げられます。

 

しかし、やみくもに記事を投稿しても検索順位は上がりません。今回は、葬儀のWebマーケティングにおいて、検索順位を上げるために必要なことを2つお伝えいたします。

 

〇検索順位を上げるために①「誰に向けた記事なのかを明確にする」

まずは、「誰に向けた記事なのか」を明確にしましょう。

 

たとえば、「大阪市の家族葬の費用はいくら?」というテーマの場合。

この場合、1~2週間程度で葬儀の施行を依頼しようと考えて調べている人でしょうか?もしくは、まだまだ元気でご自身の終活のために調べている人でしょうか?

 

ユーザーの置かれた状況が違えば、書くコンテンツが大きく異なります。そのため、ユーザーにとって有益な記事を書くためには、まずユーザーを必ず想定しましょう。

 

そして、その人がどんなことに悩んでいるかを考えることも大事です。

 

「大阪市の葬儀の費用はいくら?」というテーマで記事を書くと決めたとき、ターゲットとする人を「1~2週間程度で葬儀を考えている人」とします。ここから、どんな悩みが推測できるでしょうか。

 

たとえば、「大阪市の葬儀の相場を知り、それより費用を抑える方法を知りたい」といった隠れたニーズがあるとします。そのような状況であれば、「葬儀費用を割り引く会員制度に入会すること」や「相場よりも会葬者を減らした葬儀をすること」で費用が抑えられる、というポイントを紹介するとよいでしょう。こういうポイントの紹介記事が「大阪市 家族葬 いくら?」で検索され、引っかかってくるようになれば、「コンテンツSEO」が成功したといえるでしょう。

葬儀の相場を検索する文字列から葬儀社のホームページコンテンツを考える

このように、同じ「大阪市の家族葬の費用はいくら?」というテーマであっても、ホームページに来て、ページを読む人のニーズを明確にする必要があり、検索のニーズを探っていくことが必要です。

 

普段から、想定される検索ワードを、TwitterやFaceBookで検索してみたり、Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトの質問を探してみたり、常に電話を受ける事務スタッフや現場に出ているプランナーの方にヒアリングし、お客様からよく受ける質問を教えてもらったりすると推測がしやすくなります。

葬儀のコンテンツSEOのために喪主が検索しそうなキーワードのコンテンツを書く

〇検索順位を上げるために②「SEOタグを正しく活用する」

次に、「SEOタグを正しく使用する」ことも重要です。

少々専門知識が必要ですので、重要な用語の解説を交えながらどのように使用すべきかお伝えいたします。

 

・Titleタグ

こちらは、GoogleやYahooの画面に表示される、「記事のタイトル」になります。検索順位に大きな影響を及ぼすため非常に重要なタグとなります。

 

SEO対策を考える際、Titleタグは、「〇〇市 家族葬 費用」と検索したときに、上位に掲載できるようにするためには、できるだけ前半部分に「〇〇市 家族葬 費用」というキーワードを盛り込みましょう。

 

・Meta Descliptionタグ

こちらは、GoogleやYahooの画面に表示される「記事の説明文」です。

 

Titleタグ同様、SEO対策を考える際には、「〇〇市 家族葬 費用」と検索したときに、上位に掲載できるようにするために前半部分に「〇〇市 家族葬 費用」というキーワードを盛り込む必要があります。ただし、むやみやたらとキーワードを盛り込むのではなく、しっかりそのページに掲載していることを説明している文面にする必要があります。

 

・hタグ

こちらは、見出しをあらわすタグで、種類はh1~h6タグまであります。h1タグが最も大きい見出しでh6タグが最も小さい見出しに当たります。新聞をイメージしていただくと分かりやすいでしょう。

 

hタグで重要なのは、順番を守ることです。装飾がいいという理由で、h3タグ⇒h1タグ⇒h6タグのような順序がばらばらになってしまうと、正しく評価してもらえません。SEOを意識するならば新聞記事を作成するイメージで、大見出し⇒小見出し⇒テキストといった順序で書きましょう。

 

・altタグ

こちらは、画像を説明するタグになります。

ロボットが画像を正確に読み取ることは、現段階では難しいとされています。そのため、ロボットに画像の内容を正確に伝えるためにこのタグが必要になります。

altタグには、「祭壇」「葬儀場」などシンプルな単語ではなく、「○○葬儀社の一日葬で使われる祭壇」や「〇〇駅から徒歩何分にある葬儀会館」と詳細に書くことが必要です。

 

今回は、検索順位を上げる「コンテンツSEO」を行う上で重要なことを2つお伝えいたしました。

しかし、検索結果のランキングは複数の要素で成り立っており、検索エンジンは常にアップデートされ、評価方法も大小様々に変更されます。「自社のホームページの検索順位をもっと上げたい」「最近、検索順位が落ちてきている」といったお悩みの葬儀社様はお気軽に当社にご相談ください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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園田 達彦

新卒から入社し、ライフサービス事業のコンサルティングを行っている。経営者・従業員の方々と一緒に課題を解決し業績アップを目指す『伴走型』のコンサルティングに定評がある。経営者・働く社員・エンドユーザーなどすべてのステークホルダーが笑顔になれるサポートを行います。

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