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【葬祭業向けコラム】1日あたりの最大出棺数(施設のみ)を増やす動きはできていますか?

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今回は「1日あたりの最大出棺数(施設のみ)を増やす」ということについてお伝えします。

安置も重要だが最大出棺数増加も重要

1月は特に安置室の重要性に関する内容をお伝えしてきました。
そしてもう1つ重要な指標をお伝えできればと思います。
それが今回の1日あたりの最大出棺数です。今回は人員数は加味せずに、施設にフォーカスします。
なぜこれが大事になってきているかというと、この冬などもそうですが近年「明日葬儀したいんですけど」のような、日程を優先させた希望で入電として入ってくることがじわじわ増えてきました。
忌引などの仕事の都合などにより、早めに葬儀を終えたいという希望のご葬家様です。ある葬儀社では、おおよそ全体の葬儀問い合わせの1割いかないくらいになってきました。
そしてその日に式場が空いてなくてそれをお伝えすると、「そしたら別のところにも聞いてみます」と言われて失注につながってしまいます。
人員数上であればやむを得ないこともあると思いますが、そもそも施設数が足りないという状況は解消できます。
死亡数増加を見据えると、そのために最大出棺数を増やして置くことが重要なのです。

まずは直葬を別入口から出棺できるようにする

一番行いやすいのは、直葬を別の部屋で確保し、別の入口から出棺することです。
これができると、1日のスケジュール上、プランなどにもよりますが、ある葬儀社ではお昼に家族葬を出棺して、なんと火葬中に直葬を出棺できている葬儀社もあります。
こうすることで担当者1人あたりの生産性の向上と1日あたりの式場売上アップに繋がっていきます。

式場の回転数によっては超小型家族葬式場を付加

また場合によっては超小型家族葬式場を付加します。
あるご支援先では、敷地面積500坪程度に、建坪80坪の家族葬式場があるところで、平均単価100万円近くの葬儀社がございます。
そこではそのもう一つ下の50万予算のお客さんを獲得できていないのではという議題が上がりました。
そのために超小型家族葬式場を建てて、プランニングや図面も完全ダウングレードし、低価格帯に対応するという施策を始めています。
オペレーションも超効率化し、お客様の予算帯に合わせて集客数の付加を図っています。

いかがでしょうか??2025年は安置体数の増加だけではなく、施設の1日あたりの最大出棺数にも着目していただければ幸甚です。

投資回収1年 施行100件売上5000万を作る安置室の作り方

会館稼働中の失注を防ぎオープンマーケティングで施行件数を伸ばす安置室の作り方とは

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開催日程  2024年2月17日(月・友引)10:00~12:30
開催場所  船井総研グループ 東京本社
サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)
〒104-0028  東京都中央区八重洲2-2-1
東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35階
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船井総合研究所|赤荻透

チームリーダー
赤荻透

北は青森から南は福岡までの葬儀社ご支援実績。特に東北や関東から中部エリアのご支援先が多く、ご支援先の規模は年間施行件数60件の葬儀社から1200件の葬儀社まで。
ご支援は、他社事例をご提案させていただきながら会議にて行うことを決定。実行するために業務内容や優先業務を整理し、スタッフのご意見もいただきながら進めていくスタイル。小さな成功体験を積み重ねながら、自発的に営業を行えるような組織づくりに定評がある。

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