最近、多くの葬儀社様がホームページのリニューアルを行ったように思います。我々のお付き合い先の葬儀社でも直近３年間で、HPリニューアルもしくは新規でHP作成をされた葬儀社様は約60%に達します。その結果、ネット経由の問い合わせが増えているという葬儀社様は多くなってきております。
しかし、問い合わせした方が結果的に受注（会員入会や施行）になっているか？といえば、まだそこまでは成果が出ていないという方もいらっしゃいます。
それでは、残念ながら、ただきれいなHPを作っただけという話になってしまいます。問合せがあり、そこから受注に繋げなければ意味がありません。
そのため、今回はネットからの問い合わせを会員入会や施行につなげる方法についてお伝えします。
ネットから資料請求や問い合わせをする方は、いざとなった時にどの葬儀社に依頼するかを検討されている方がほとんどだと思います。そのため売り上げアップに必要なのは、ネットからの問い合わせした方をいかにして受注につなげるかという点です。
我々のお付き合い先の葬儀社様の中では、受注率は平均的には20%から30%、高い葬儀社様は70%を超えています。
受注率が高い葬儀社で取り組んでいることは大きく２つです。
①ネットからの問い合わせに対して１分以内に架電をする
②問い合わせから追客（定期的に架電）を行い、来館誘導につなげる
しかし、この２つのことをできるのは、電話専任のスタッフがいる葬儀社に限られます。社員数などの観点から専任スタッフをおけない葬儀社は、施行を行いながら①のようにすぐに架電したり、②のようにスケジュールを立て架電したりする事はかなり難しいと考えられます。
今後ネットからの問い合わせ数が増加していく中で、効率よく追客する方法の一つとして、「マーケティングオートメーションツール」というシステムを導入することがあげられます。マーケティングオートメーションとはお問い合わせいただいたお客様の状況に合わせてメールやショートメールを自動で配信することができる”システムのことを指します。
Webマーケティングを強化しているA社様は電話専任のスタッフを人員面の点からすぐに準備することができておらず、Web経由の問い合わせは1か月に約10件程度来ていましたが、施行や会員入会につながるのは1件程度でした。そこで、A社様はマーケティングオートメーションツールを導入しました。
その結果、
・ネット経由で資料請求・問い合わせをした後、会員入会につながった：3組
・ネットからの問い合わせから施行につながった：１組
A社様も人員の面から電話専任のスタッフを配置することができず、すぐに架電することができないため”マーケティングオートメーション”というツールを導入されました。受注率は45％程度と、平均的な葬儀社よりも高い数値となりました。このツールがなければ4組の受注機会を逃してしまった可能性があります。
A社様では、資料請求を行ったお客様に対しては7日後・14日後にメールが配信されます。メールには、「会員入会キャンペーン」と打ち出しており、メールが届いた日から1か月以内に入会申し込みをすれば入会金が半額となるものです。
また、14日後のメールでの配信後でも受注につながらなかったお客様に対しては、毎月お葬式に関する豆知識情報を発信し、一度問い合わせした方が自社のことを忘れないようにしています。
いかがでしたか？せっかくホームページをリニューアルしても売り上げアップするためには”見込み顧客に対しての架電”を行うことが必要ですが、ツールを用いることによって負担を減らすことが可能です。
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開催日程
2023年8月28日（月・友引前）13：00～16：30
開催場所
船井総合研究所 東京本社
〒100-0005
東京都千代田区丸の内１−６−６
日本生命丸の内ビル２１階
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