皆様はどのようにして顧客情報を管理していますか?
紙、Excel、顧客管理用のシステムなど様々かと思います。
弊社にご相談いただくお悩みとして多いのは「検索性」です。
といった話を伺います。
今回は顧客情報をクラウドシステムで一元管理することで、業務効率化に成功した会社様の導入のポイントをお伝えします。
目次
せっかくシステムを導入するとなると、全ての業務をそのシステムでやりたいと全てを一度に始めがちです。
実際に今回ご紹介する会社様でも自社の業務が全てシステムでできるようにとシステムのカスタマイズから始められました。
そうしたところ、なかなかシステムを使って成果を出すところまでたどり着けませんでした。
そこで、”顧客にまつわる情報の一元管理”をメインに進めることを目標にして再スタートします。
まず「顧客情報」だけ、と決めてスモールステップで始めることで運用をスタートできました。
これまでは社内PCにあるExcelと紙のファイルで顧客情報を管理していたので、会社にいないと顧客情報は確認できませんでした。
そのため、顧客の家で打ち合わせをしていても、確認が必要なことが出ると、1度社内に持ち帰るしかありません。
クラウドのシステムを導入したことで、ネット環境があればいつでもどこでも顧客情報の確認が可能になり、即座に過去の内容を元に提案できるようになったことは大きく変わった点です。
顧客管理システム、ビジネスチャットツール、CTIシステム、BIツールの4つを並行・連携して活用されています。
顧客管理システムは顧客を管理するものなので、コミュニケーションは得意ではありません。
そこで社内コミュニケーションはビジネスチャットツールで行うと決めてシステムを使い分けています。
1つのシステムで全てを行うのではなく、できるけれども、他のシステムの方が得意なことは他のシステムに思い切って任せることも1つの方法です。
近年「ビックデータ」「データサイエンティスト」などが取り上げられています。
システムを導入することのもう1つの効果はデータが蓄積され、それを分析・活用した経営が可能ということです。
紙で管理をしていると、紙は積まれていくがそれをデータとして利活用することはできません。
経営において、施行件数や売上の増減は把握できていても、それがなにが原因かは経験や勘で探るしかありません。
データとして扱うことができれば、そのデータを適切に分析することで誰もが原因を理解できます。
ある会社様で、データが経営を助けた話があります。
ちょうどコロナ禍で売上が下がっていた時期でした。
コロナ禍の影響で家族葬が増えており、葬儀基本料金の単価が落ちたから1件あたりの単価も落ちていると思っていました。
しかし、実際は葬儀基本料金はあまり変わっておらず、料理やお返し物の単価と数量が激減していました。
その会社様では葬儀の見積り請求の内容もシステムで管理をしていたため、売上減が葬儀基本料金ではなく料理・返礼品に原因があることが即座に分かりました。
その結果、持ち帰りやカタログギフトなど適切な対策を取ることができ、売上維持に繋がりました。
データ分析にはある程度データの”量”が必要で、データ量が多いほど信憑性も高まります。
早めに導入することで蓄積されるデータも増えるので、デジタル化をしたいと思ったときに導入するのがデジタル推進できている葬儀社の共通点です。
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/089054
弊社が提供している船井ファストシステムは葬儀社専用の顧客管理システムとなっています。
システムというと、なかなか実際の画面や他社の活用方法を知らないとイメージがしづらいというお声を頂いています。
そのため今回、船井ファストシステムの活用方法に関するセミナーを開催することとなりました。
当日は実際の画面や機能紹介に加えて、実際に他の葬儀社様がどのように活用しているのか、活用事例をご紹介させていただきます。
是非ご参加いただけますと幸いです。
【葬儀社向け顧客管理システムのデモセミナー】
★参加費★ 無料
★開催日程★※zoomでの配信となります
〇第1回:7月7日(木)10時~11時
〇第2回:7月7日(木)14時~15時
〇第3回:7月13日(水)10時~11時
〇第4回:7月13日(水)14時~15時