メニュー
×

コンサルタントコラム

  • マネジメント

【葬祭業向けコラム】短期間で評価制度を作成し、すぐに活用できた葬儀社の取り組みとは

【執筆者:

前回の私のコラムでは、失敗しないための評価制度のポイントとして
・役職や階層をシンプルにする
・役割や業務レベルに応じた等級制度を取り入れる
・評価項目を明確にする
とお伝えさせて頂きました。
今回は、その評価制度を短期間で作成し、実際に現場ですぐに活用できている葬儀社の取り組みをお伝えさせて頂きます。

部署や役割・業務を会社や件数の規模に合わせて作成

階層をシンプルにする必要はありますが、100件の葬儀社と300件の葬儀社、拠点が分かれている葬儀社、生花部などディレクター以外の部署がある葬儀社など、状況は様々です。
そのような現状の規模や組織体制によって役割や評価項目を分ける必要があります。
例えば、拠点が分かれていてそこの管理を行う人材が必要な場合は、「店長」「リーダー」などの役職を設定したり、生花部がある場合は生花部の評価項目を個別に設けたりを行うことで、現状の体制と評価制度が連動するため、現場への落とし込みや運用が容易になります。

役割や等級、評価項目を他社でよく使われている項目を参考にした

葬儀社のディレクターの部署において、ディレクターの役割や評価項目に大きな違いはありません。
例えば、受注からアフターまですべての業務を行う場合は、「単価」「満足度」「アフター売上」など項目が評価項目となりますが、受注専任のディレクターの場合は「単価」の他に、「プラン単価」や「オプション受注率」など単価のなかで細分化することが出来ます。よく使われている役割や評価項目を活用していくことで
評価を行う切り口や制度の設計に時間を掛けることも少なくなります。

現場が見ることができる評価シートを活用・運用する

最後に、評価制度を作成するだけではなく、実際に入力⇒目標との差異が分かる個人別の評価シートを作成し、現場も含めて運用していくことがポイントです。
そうすることで、制度の現場側の理解が遅れたり、制度自体の形骸化を防ぐことができます。
また、こちらの葬儀社では、1on1での面談を毎月行っており、その際に評価制度が変更することや、実際の評価シートを使ってフィードバックするなど、マネジメントとも連動していることもポイントです。

短期間で評価制度を作成・運用した葬儀社の具体的な話が聞けるセミナーはこちら

今回、お伝えしたポイントは、実際に作成していく中での取り組みのごく一部となっております。
「そもそも評価制度がない」「評価制度の運用に失敗したことがある」「評価制度が実際の給与や業務と連動していない」など、お悩みの方向けに、評価制度に特化したセミナーをご用意しておりますので、ぜひご参加頂ければと思います。

評価制度セミナー

評価制度策定に踏み切り、たった2週間で作った葬儀社のリアルな事例をご紹介します!
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□
開催日程  2024年8月28日(水)14:30~17:30
開催場所  船井総研グループ 東京本社
サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)
〒104-0028  東京都中央区八重洲2-2-1
東京ミッドタウン八重洲  八重洲セントラルタワー35階
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□

セミナー詳細・申込はこちらから>

コンサルタントのコラムや全国の葬儀社の成功事例が毎週届く!
メールマガジンの登録はこちらから↓↓
メルマガ登録
  • 無料経営相談
  • 講演依頼に関して

  • 通話無料
  • スマートフォン・携帯電話からもご利用可能
  • 受付時間:平日9:45~17:30/土日祝・年末年始を除く
葬儀経営.comサービスメニュー
船井総合研究所|小川正也

小川 正也

新卒から8年間、互助会系の葬儀社に従事し、3式場10名程度のグループマネージャーを行う。
チームでの単価アップにコミットし前年比120%を達成、地縁営業やイベントを通して会員の獲得を行い、既存店ながら前年比150%の会員獲得により、業績を伸ばした経験を持つ。
単価×件数の両軸から、現場の業務改善や打ち合わせ力アップ、営業力アップを行い、業績アップのコンサルティングを行う。
その他にも、社長の右腕としての経験を活かしながら、マネジメントや現場研修、新卒採用でも幅広くサポート致します。

おすすめの記事一覧

執筆者一覧

年月のアーカイブ