先日は赤荻の方から業績を上げた事例をご紹介しましたが、今回は私の方から集客や入会の実績に繋がっているマーケティング事例をまとめてお伝えさせて頂きます。コロナ以降で集客やイベントを以前と変わりなく行っている葬儀社がほとんどになってきましたが、集客やイベントでコンスタントに実績が出ている施策も増えてきております。
そのような集客のポイントを押さえて2024年のマーケティングに活かして頂ければと思います。
目次
自社の式場の内覧会や相談会を実施するところも増えております。月の友引の日を「相談会」とし、日中で見学や事前相談を受けるというものです。1枚のチラシで複数日を掲載するため1日あたりの集客数は0~3名程度と決して多いものではありません(ただし、相談会という特性上、今すぐ客などの相談の割合が増えるというのがあります)
このような相談会・内覧会ですが、1日で50件以上の集客に成功している取り組みがあります。それは野菜や卵の販売会などの小イベントを付加するというものです。最初は10名程度の集客でも繰り返し行うことでクチコミが広がり50名以上の来場実績になる場合がある、地域密着の葬儀社だからこそできる販促・イベントとなります。
ハードルの低いなミニイベントでの集客が増えると、葬儀をまだ考えてない層のお客様が増え、イベント当日の入会率が下がっていしまう傾向にあります。
しかし、長期的な目線で見た時には、前もって入会して頂き他社へ流出しないようにすることも必要です。
半年に1回の入会キャンペーンで、定期的に30件以上の入会を獲得できている式場があります。そこが行っているのは
入会金の割引と追客の徹底です。
そこだけ見るとよくある施策に感じますが、実際には入会金を10,000円から1,000円程度まで下げつつ、過去に来館し、未入会だったお客様へのDMや電話掛けなども行うことで、過去未入会者の入会+新規顧客の獲得に繋がっております。
しっかりとお客様を追客することで、1回のキャンペーンやチラシの費用対効果を最大限高めております。
こちらの事例では、式場の駐車場に安置室を設営し、販促にも活かすことで集客による施行件数増加につながっております。
具体的には、安置室OPENのタイミングで、「直葬専用式場OPEN」というキャッチで火葬や直葬の打ち出しを行ないました。
安置室での4名以下のお別れができることから、新しい式場がOPENしたという訴求を行なったのです。
(安置室と言えど、洋風で綺麗に作ることで、少人数でのお別れにも使え、チラシやHPへの掲載もできるような見栄えとなっております)
低価格での葬儀の問い合わせや新しい式場を見学してみたいという事前相談が増えたことなどがあり、年間の施行件数が30件以上も増加する結果となりました。
また、もう一つのポイントとしては安置室での葬儀を4名以内(椅子4つ)と、あえて5名以上を制限したことで、価格や直葬というキーワードで来られたお客様もメインの本館の式場を選ばれることが半分程度あるため、今回の訴求での施行の方への単価アップも行えております。
今回はマーケティングに絞った事例をお伝えしましたが、それ以外の葬儀社の成功事例を解説するセミナーをご用意しております。他社の成功の取組みなどを把握し是非自社の経営や施策の参考にしていただければ幸いです。
○2024年の葬祭業経営において必要な経営のキーワードがわかる!
・安置室強化
・生産性アップ
・低価格帯の収益化
・家族葬ホールの集客戦略
など、今年注目すべきテーマごとに、葬儀社が次に行うべき成功事例をご紹介いたします。
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開催日程
2024年3月10日(日)10:00~12:00
2024年3月10日(日)13:00~15:00
2024年3月15日(金)10:00~12:00
2024年3月15日(金)13:00~15:00
全日程オンライン開催
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