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コンサルタントコラム

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【2024年にお寺が取り組むべきこととは】モデル寺院の視察から振り返る

【執筆者:

いつも本メルマガをご拝読いただきありがとうございます。
株式会社船井総合研究所の野町と申します。

今回は、10月の寺院経営研究会にて現地視察で訪れたお寺様のお話をお伝えします。
以前もメルマガでご紹介をしたことがある、大阪のお寺様です。

こちらのお寺のすごいポイントは、
ご住職一人でありながらも・・・

①月100件以上のペット火葬から新しい仏縁を作られている
②檀信徒が50件でも年間100件以上の法要を受注されている
③寄付金を募らなくても、縁者獲得により檀信徒に頼らないシステムを構築されている

と、素晴らしい取り組みをされている点です。

寺院視察からの学び

視察からの学びとしては、以下の3つです

①毎月、100件のペット火葬を行い新しい仏縁を作る
こちらは外部委託でお願いしながら、運営をされているとのことです。
ペット火葬単体では収益の観点が難しいといわれていますが、あくまで「お寺を知っていただくきっかけ」としてペット火葬と位置づけ、その後ファンになってもらい継続的にお寺に足を運んでもらう、というのが真の狙いであるとのことです。
ここで重要なことは、住職がやるべき事と外部委託パートナーにお願いにすることを明確に分けるという事です。
色々な事業を展開していくことは必要ですが、住職自身の生産性を考えた際には、そのような観点を持つ必要があります。

②お客様からのご要望を叶え、繋がる商品の品揃えをすること。また、その際には商品種類×価格(客層別)カテゴリーの品揃えを行うこと
ペット葬だけではなく、樹木葬・納骨堂など幅広い客層の商品をお持ちでした。
その際には、例えば樹木葬でも比較的リーズナブルな価格帯から高価格を揃えるなど、商品種類×価格(客層別)カテゴリーの品揃えを行うこともポイントとなります。

③商品を用意するだけではなく、自分たちができること、お客様が知りたい情報をWEB上でメニュー化すること

お寺様の中でHPをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、重要なことは自分たちができること、お客様が知りたい情報を
WEB上でメニュー化することです。シンプルなことですが、それができているか、できていないが重要になるかと思います。

来年以降考えていただきたいこと

来年以降考えていただきたいこととしては、大きく2点あります。

①現状の品揃えを来年もこのままいくのか
②自分たちの取り組みネットを含めてエンドユーザーに伝わる状態になっているか

こちらの2点を考えて頂ければと思います。

方法としては寺院様によって様々な方法があるかと思いますが、今回ご紹介した大阪のお寺様のように先進的な取り組みをされているモデル寺院を見つけることがまずは大切かと思います。

そのために、私たちは2か月に1度、寺院様向けの勉強会を開催しております。
寺院経営研究会では毎回特別ゲストにご登壇いただき、皆様にとってもモデル寺院となる方々をご紹介しています。
初めての方は無料でお試し参加可能ですので、是非ご興味がある方は下記よりお申込みくださいませ。

【初回お試し無料】寺院経営研究会

今回の例会では「寺院の法務単価を上げる手法」をテーマに、短期間で3万円だった法務単価を12万円まで引き上げた仙行寺の大場様にご登壇いただきます。

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開催概要
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日程:1月18日(木) 13:00~16:30
場所:船井総合研究所 五反田オフィス
〒141-8527
東京都品川区西五反田6−12−1
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説明会の詳細・申込はこちらから>

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船井総合研究所|野町惇斗

マネージャー
野町惇斗

新卒から入社し、エンディング業界をメインにコンサルティングを実施。支援先は葬儀社をメインに、仏壇、墓石店にもコンサルティングを実施している。現在は、ライフイベントグループの責任者となり、お寺・和装・ブライダル・花屋・美容室業界などのメンバーとともにコンサルティングを行う。

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