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コンサルタントコラム

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【研究会開催レポート】「専門家」と「地域」をお寺がつなぐ

慌ただしい春のお彼岸も明け、次第に春の足音が確実に近づく時期になってまいりました。

さて、本日は、先月2月14日に開催されました、寺院経営研究会2022年2月度の例会の開催レポートを2回にわたってお届けいたします。本レポートを通して、貴山の護持にお役立ちできましたら幸甚に存じます。

それでは、早速レポートの内容に入ってまいります。

「安心できる拠り所としての寺院を目指して」

今回は、「専門家連携」で地域住民や檀信徒さまに「安心を提供」するお寺づくりを実現した、鹿児島県鹿児島市の妙行寺(みょうぎょうじ)様に、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンラインという形にはなりましたが、ご講演をいただきました。

(画像入れる)

妙行寺様が目指されているのは「安心できる拠り所としての寺院」。
布教・聞法の場としてのお寺の役割を果たしながら、「地域のいろいろな人をつなげる」場作りの実践を通して、「安心できる拠り所としての寺院」を目指されております。

そのような寺院作りを目指す中で、地域の各業種の専門家をつなげる場づくりを実践することによって、
・毎年約100世帯近く門徒さんが増加
・終活に関するご相談が絶えず、その中から新たにご先祖様やご家族のご納骨をお手伝いした件数が年間20件、費用をかけないお寺でのご葬儀の件数が年間25件と増加
と収入増にもつなげております。
地域における「寺院の社会性」を追究しつつ、護持発展につなげるための経済的基盤の安定も実現されているのです。

講座では、前半は「地域と専門家を繋げる場づくり」について、後半は「葬儀社との連携のポイントとメリット」について、お話しいただきました。今回は、前半部分に焦点を当ててご紹介いたします。

人生のあらゆる場面での困りごと相談窓口

講座前半は、「地域の各業種の専門家と住民をつなげる」場作りについて、「人生のあらゆる場面での困りごと相談窓口」になるための取り組みをお話しいただきました。

とっかかりは地域で開催していた健康講座をお寺で開催する形で引き取ったこと、住職ご自身がビハーラ活動に取り組まれていることからでした。

せっかく、医療や福祉の専門家とのつながりができて、何かお寺でできることはないか?と考えられたそうです。

加えて、健康講座の参加者から「本当に、この先生(お医者様)になんでも健康のことについてきいていいのかしら?」と住職が言われたこと、健康講座で話していた専門家から「もっと地域住民と関われる機会がほしい」と言われたことがあり、地域住民と専門家をつなげるコミュニティ「縁起でもない話をしよう会」を開かれました。

「縁起でもない話をしよう会」では、医師、看護師をはじめ、福祉関係者、薬剤師、さらには弁護士、鍼灸師、葬儀関係者などをお呼びして、お寺に集まって、そのテーマごとに座談会をする、という形をとられているそうです。

この取り組みを続けている中で、地域の看護協会とのつながりができたこと、地域住民からの健康相談のニーズの増加が重なり、誰でも医療の専門家に健康や栄養に関する悩み相談ができる取り組みを始めたのが「まちの保健室・てらの保健室」が始まりました。

いまでは、開催1回に30名以上が集まる、地域の恒例イベントとなってきているなかで、さらに多職種連携を強化し、「人生のあらゆる場面での困りごと相談窓口」を目指されております。

具体的には、これまで連携してきた「医療」「福祉」「葬儀社」に加え、「幼稚園・保育園を通じた子育て支援」「発達や不登校・引きこもりなどの児童の相談」、「介護事業者との連携」なども視野に入れて、検討をされておられます。このように、「お寺中心で育む地域連携」の一つの形を、妙行寺様が作られようとしております。

今回のコラムでは、「安心できる拠り所としての寺院」を目指し、ひとつ形を作られている、妙行寺様の取り組みの中でも、「地域と専門家を繋げる場づくり」の取り組みについて、2月に開催された研究会でのご講演内容を元にご紹介いたしました。

次回は、妙行寺様にて取り組まれている「葬儀社との連携のポイント」について、船井総研のコンサルタントの解説付きでご紹介いたします。

 

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