2012年5月22日更新
人口密集地域にあり、大手葬儀社や互助会も密集するエリアにあるB社は、お付き合い当初の年商は約2.5億。これまで行っていなかったマーケティング活動の強化をテーマとしてお付き合いが始まりました。
会社の強みとしては、事前相談室が好立地にあったということ。しかし立地が良いにもかかわらず事前相談客数が数えるほどしかないという、立地を活かしきれないファサードのつくりとなっていました。
まずはそのファサードのリニューアルを実施。入り口を取り除き、足を止めるA看板、のぼりの設置。お客さんの目線が自然と入り口に行くように花を入り口までの導線に設置するなどのリニューアルを実施。
それと同時に広告宣伝も一通り見直します。基本的には現状の販促媒体を増やすのではなく、内容を変えていくことで反響率アップを達成。徐々に販促の種類も増やしていく中でさらにアプローチ量を増やし、事前相談は3倍近くにまで増加しました。
その後、立地にこだわった出展計画を通じて順調に件数アップを実現。出店前にはテストマーケティング用のチラシを使い、反響率を細かくチェックし、出店のタイミングも計りながら失敗しない出店を実現。出店後3ヶ月で投資回収を行い、2年間で1.5倍の年商にまで成長しています。
人口密集地域の特徴は、とにかく人が多いということ。そのメリットを生かすには、広告戦略だけではなく、店舗を広告化することが大事です。店舗を上手く生かした「葬儀社らしくない相談室」を作ることでお客様との接点を増やし、業績アップに繋げることが大切になります。