2015年1月28日
新しい年が始まる前、10月決算のお付き合い先では
昨年10月に2015年度の年間スケジュールを作成しました。
11月からはこのスケジュールに沿って進んでいます。
約3ヶ月経ちましたが、この3ヶ月間は過去5年で最も施行件数が多い年になりました。
これには3つのポイントがあります。
① 年間目標施行件数および販促計画の作成
② 毎月1回会議の実施
③ 毎月新しい取り組みの実施
ほとんどの会社様が行っているであろう年間目標設定ですが、
大切なのはそれを達成するために何をするかのところです。
現状と同じ活動ではもちろん昨年対比でアップはしません。
そしてこの年間目標設定ですが、過去の施行件数から季節指数を算出し、
月間の数値計画まで落とし込みます。
それによって後ほど説明する毎月1回の会議で今月の目標と施行件数を確認し、
クリアしていればそのまま維持、
足りなければ補填するための販促活動と営業活動を検討します。
あと○件獲得するために何をしましょうか、ということを考えています。
主にはポスティングや来月の実施プランを前倒しにして、
さらにその場で新しくお葬式セミナーなどを行うようにしています。
立てている目標は10年ほど前の過去最高件数と同程度のものですが、
現在は目標値より多く過去最高件数と同程度で施行しています。
11月は20件の目標に対して17件でしたが、
12月は25件の目標に対して30件を達成しました。
11月の途中で目標に達しないことがわかったので11月中に営業を重点的に行いました。
これを毎月1回の会議でスタッフさんに伝達と計画変更の会議を行います。
会議では毎月の目標値と実数を伝えることでスタッフに現在の状況を伝えます。
この会社さんの良いところは「自力」があるところです。
なのでそれを伝えていくだけで勝手にどうするか考えてくれるのです。
そしてその一方で新しい取り組みを考えることをおろそかにしません。
毎月必ず1つは競合が行っていなさそうな取り組みを行います。
新しいお客様を作ることを忘れてはいけないのです。
やはりこのような取り組みを行うには
まずはトップである経営者が施行担当から外れている必要があります。
現状「費用がかかる」とよくお聞きしますが
こちらの会社様は2億円前後にもかかわらず社長は搬送も行いません。
施行件数を作るのであれば販促を専門に、
それが施行を言い訳にせずに形にできることが必要だと強く感じました。
スケジュールを実行できる力もその企業の業績アップの大きな力になるのですね。