2012年8月29日
H様で開催された感謝祭イベントでは約600名のお客様に来ていただくことが出来ました。
人形供養も同時に開催し、供養代だけで30万円近く、3000体のお人形が集まったとのことです。
ただこれまでイベントを実施しても、地域的には飽和状態というなかで、なかなか会員入会がつながらないという現状がありました。
ですが今回のイベントでは、通常の5倍近くの会員獲得に成功することが出来ました。
いくつかポイントを整理したいと思います。
1.賑わい感の演出(チラシ)
今回は如何に賑わい感を演出するかがポイントでした。実際のチラシにはお祭り感を如何に出すかを意識しました。
数え切れないほどのイベントや企画があるように見えますが、実際に予算は50万円程度です。この50万円という数字は、チラシの制作費、印刷費、折込費まで含んだ数字です。
これは非常にコストパフォーマンスが高いといえます。
これを実現可能にしたのは、徹底した経費意識と知り合いを通じてのイベント誘致です。
和太鼓などの企画がありますが、これは会員様を通じて得た情報から誘致しています。
お金をかけない場合は、手間隙かける。これは鉄則ですね。
2.人形供養の集客
人形供養は定番化している企画でもありますが、今回は通常よりも高い集客を実現できました。そのポイントは、「新聞の活用」にあります。特に今回は義援金とセットにすることで、取材をしやすい状況にあったといえます。事前に取材をしてもらい、取り上げてもらうことで人形供養に関する問い合わせも増えたといえます。
ただ、実際にはもっともっと会員入会数を増やすことが出来たという反省もあがりました。
~その(1)~ ぶれない目的意識。
これはイベントをやり続けると陥りやすい罠なのですが、いつの間にかの目的が「集客」になり、そして意識が「当日の運営」になってしまう、これは本当に良くあることです。
H様でも最初、そのような罠にはまるところでした。一番大事な自社社員が屋台に入ってしまう。これでは会員入会や葬儀相談に対応できなくなってしまいます。
一番の目的は、会員入会、見込み客の獲得であるということは常に意識しておきたいですね。
~その(2)~展示コーナーの視認性
今回のイベントでは、展示コーナーを3階に用意しました。これは意図的というよりは、其処しかなかったというのが本音です。やはり葬儀に一番興味がある人は、そういったコーナーをじっくりと見ます。これを掛け易いのもこういったタイミングです。
しかし、3階にあるとなかなかそのタイミングで声をかけられません。結果的に一番大切な見込み客をしっかりと掴むことが出来ませんでした。
せっかく小さくないお金と時間をかけて行なうので、最大限の効果を出す為の工夫をしていきたいですね。