2014年7月02日
事前相談力向上は施行件数に直結する。
これはもはや葬儀業界では当たり前となる話と言えるかと思います。
まだまだ事前相談が少ない地域があることも事実ですが、
その時代が来ないということはまずないかと感じます。
では、事前相談力を高めるためには何が必要か。
ツール等の整備、マニュアルの整備、これらは最低限必要なものです。
ですが何よりも力がつくのは練習→評価→練習を繰り返すことです。
接客コンテストのようなものを仕組み化することは、
仕事が不定期に入る葬儀業界においては、
ある程度の大手でなければ難しいでしょう。
そのため空いた時間を使って行うロールプレイングが重要となりますが、
要はその質をどれだけ高められるかが重要なポイントと言えます。
ご支援先のK社様では、
そのお客様役をシルバー人材センターに依頼しました。
チェックリストならびにレポート提出もお願いして3000円。
6人程度が実践してくれたといいます。
シルバー人材センターの良い点は、本当のお客様として来てくれること。
調査員も通常の事前相談客に近い年齢層の方で、リアルな相談をしてくれます。
もちろん、従業員さんにはいつ来るかは伝えていません。
その上での評価をもらえるので、非常に参考になります。
出てくるものも「声が小さい」とか「清潔感が・・」といった
改善しやすいものばかり。
これで最低限のレベルアップを行うには十分です。
さらにこの方たちは調査員でもありますが、
地元にお住まいの方たちでもあります。
良い相談ができたら、見込み客ともなるのですね。