2016年4月01日
皆様、こんにちは。船井総研の赤荻です。
今月は【「葬儀+地名」の検索以外で施行は獲得できる?】というタイトルで
お伝えさせて頂きます。
6月は1年間の折り返し地点ですね。
今年の取り組みを振り替えるいいきっかけになるのではないでしょうか。
今年のはじめに立てた目標は、半分達成できましたでしょうか。
今年の数字は昨年を越えておりますでしょうか。
足りなければまた新しい行動計画を立てなければいけません。
このままでは今年末の数字もそのままの割合で推移してしまいます。
実はホームページでもこのような経過観察をすることは重要です。
ポータルサイトによってリスティング広告のクリック単価が高い葬儀業界。
他の業界は1クリック100円程度なのにもかかわらず
「葬儀+地名」で地域によっては1クリック2000円するところもあります。
しかし私のお付き合い先のリスティング広告の数字を見ていると、
「葬儀+地名」のみがアクセスへの影響を与えるわけではないようです。
OtoOという考えをご存知でしょうか。
Online To Offlineの頭文字を取ったもので、
オンラインへの誘導をオフラインで行ったり、
オフラインのイベントへオンラインから集客したりすることです。
実はお付き合い先の検索キーワードを見ていると、
表示で最も多いのが企業名による検索です。
もちろんOtoOの考え方に基づきチラシなどの販促によって
見られていることが多いのは周知の事実です。
東京の葬儀社様ではサイトリニューアル後、
今年は昨年対比130%と施行件数が好調です。
もちろんサイトリニューアルだけではありませんが、
時期を考えると一致していることからそれ自体が寄与していると考えられます。
また大阪の葬儀社様ではあるページ1枚をリニューアルした後、
ホームページ経由の年間施行件数は12件だった昨年から
今年は50件の大台に乗りそうな勢いです。
さらに関東でネットから受注をメインにしている葬儀会社様を調べたところ、
実は企業名だけで月間1,600件も検索されていたことがわかりました。
アクセスに対する施行率は0.5%なので、キーワードと企業名が一致しているため
全てが流入していると考えると、
施行のうち年間100件近くは自社のサイトへの直接検索なのです。
このように「葬儀+地名」だけではなく、自社へのサイト誘導を高める方法として
チラシはもちろん、看板や回覧板などの取り組みで
いかにホームページへ誘導するかということを考えることも有効であるでしょう。
「○○で検索」とはよくテレビで見られますが、
事実効果があるから取り組まれているのですね。
いかにお客様に会社名を刷り込むか、それがポイントになりそうです。