2015年5月05日
こんにちは。
あっという間に2014年も最終月となりました。
今年一年は充実した一年となりましたでしょうか。
また来年の準備もしっかりできていますでしょうか。
もし準備がまだという方、今からでも遅いことはありませんので、
すぐに来年にやることを決めましょう。
さて、そんな翌年のことを考える12月ですが、
やはり12月といえばクリスマスでしょう。
外を見ればいたるところでクリスマスの雰囲気。
いろんなお店もクリスマスセールを行う一大イベントです。
そんなクリスマスについて、私が今年初めて意識したのは10月上旬でした。
それは土屋鞄製作所という革専門のお店からのご案内によるものです。
要するに「クリスマスに革商品のプレゼントはいかがですか?」というDMですが、
単なる商品陳列DMではなく、お客様の声が載っていたり、
そのお店の商品を使った生活をイメージさせるようなブックレットです。
そのDMの作り自体も非常に素晴らしいものだと感じましたが、
何より感心したのは動き出しの時期です。
はっきりいって10月にクリスマスプレゼントのことなど考えることはありません。
ですが、私はこの案内が届いたことで「考えさせられ」ました。
そしてクリスマスプレゼントの第一候補として
土屋鞄の商品がリストアップされたわけです。
既に欲しいモノがあったり、
逆にプレゼントとしてあげるものが決まっている人からすれば、
特に心動かされるものではないかもしれません。
しかし、そういったものがない私としては、
ある意味需要を喚起させられたわけです。
需要を喚起させることができた会社は、その候補として挙げてもらえる。
そのように考えると、盆棚などは非常にわかりやすい季節性商品ですし、
事前相談、終活ということもまさにその活動と言えるでしょう。
事前のアプローチで問題意識を如何に高めることができるか、
それができればその会社は選択肢として上がりやすくなるわけです。
またこの土屋鞄のご案内から学ぶべきことは、「動き出し」の早さにあります。
ご案内が10月ということは、少なくともDMの完成は9月中。
企画、商品構成、写真取りまで考えれば、
動き出しは春頃には動き始めているかもしれません。
半年前からの動き出し。イベントでもそうです。
大きなお金を使う企画に対して、より高い効果を生み出そうと思えば、
早めに動き出すことがこれほど大事ということですね。