2012年6月27日更新
年商3億円強のC社は、大都市圏に葬儀会館を3つ保有。広告戦略を中心に業績を伸ばしていました。
しかし、広告の「量」で業績を伸ばすことが難しくなり、戦略を見直そうと戦略構築プロジェクトチームを発足。
市場、競合店、財務、社内環境の調査を徹底的に行い、問題点、強み、弱みを抽出。
その結果、問題は広告の反響率が低下したわけではなく、「高すぎる生産性」にあることが判明しました。
生産性が高いこと、それ自体は会社が効率的に廻っていることを指し、決して悪い指標とはいえません。しかしその数字が高すぎると、従業員に付加が掛かりすぎ、やる気の低下や質の低下につながりかねません。
そこで適正な生産性に近づけるために採用を強化。それまであまり使っていなかった採用費の予算を確保し、積極的採用を行ない、生産性を2割程度削減。
その結果、やる気の向上、そして商品力の向上もあり、何より営業活動量も増えたことで業績がもう一度右肩上がりに。2年で5億円を突破しました。