2016年8月03日更新
皆様
こんばんは。大道です。
いつもブログをご愛読いただきまして誠にありがとうございます。
本日は
『逆算経営でしなければならないことを可視化しよう!』というタイトルでお話しいたします。
先日、ある会社さんの中期経営計画を社長と一緒に作っていました。
5年後の年商イメージをまず固めてもらい、
市場環境の変化を加味しながら、平均単価を右肩下がりに傾斜をかけながら、必要件数を算出。
多くの会社さんがここまでは実施しているでしょう。
というよりも、
社長の頭の中に目標があり、その目標と今の件数のギャップがどれくらいかは常にイメージしているでしょう。
しかし、それだけでは
目標に向かってとりあえず走ってみよう!
というレベルでしかありません。
実際に、しっかりと業績を伸ばすために、理想の会社に近づけるために、しなければいけないこと、一年でどれくらい伸ばす必要があるのか
をしっかり追いかけなければなりません。
たとえば、目標年商に到達するために必要件数を達成するためには、
各拠点でどれだけシェアを獲得する必要があるのか?
おおよそシェアの目標が出れば、各年度ごとの小目標ができますので、
それに合わせた具体的な動きも見えてきます!
さらに、今の商圏では不十分なのであれば、
商圏拡大のための出店をどれくらいする必要があるのか?
それはいつまでに何拠点増やして、どのくらいのペースでシェアアップしていく必要があるのか?
それとも同一商圏のお客様に別の商材、サービスを提供できるように
新しい商品を付加するのか?
を逆算します。
他にも借り入れの状況を年度ごとに把握し、借り入れの適正額、投資のタイミングなども調整していきます。
このように、
ざっくりと目標を立てるだけではなく、目標から逆算式に各年度ごとの強化テーマ、具体的な施策まで一気に落とし込んでしまいましょう!
そうすることでやるべきことがクリアになり、行動に迷いがなくなります。
たとえば同じ項目一つ強化するにしても、
流行っているから・・・
他社もやっているから・・・
やったほうがよさそうだ・・・
という思考でやるよりも
自社の目標から逆算した
「 やるべきこと 」としてやる方が
徹底度合が上がるため、成果も出やすくなります。
皆様は逆算的に自社の目標を達成するために実施すべきことを可視化で来ていますか?
これがあるのとないのとでは数年後の自社の様子は大きく変わりますよ!
ではまた!
2016年7月20日更新
皆様
こんにちは。大道です。
いつもブログをご愛読いただきまして誠にありがとうございます。
本日は【一つ一つの精度を上げよう!】というタイトルでお話しさせていただきます。
先日、ある葬儀社様にご訪問しました。
その際、事前相談の最初にお客様に書いてもらっているお客様情報ご記入シートについての議論になりました。
その会社さんの、お客様ご記入シートは、
急に、「 無理な営業はしませんので 」という注意書き、来店経緯の確認、相談内容の確認と
なぜか、そういった順序のシートになっていました。
どれもお客様から取得すべき情報です。
しかし、
この内容をどんな順番で書いてもらうか、どんな理由でその項目を記載する必要があるのかを記載せず、
ただその内容を並べていると同じ内容でも全く意味のないものになってしまいます。
たかが記入してもらうシート一つですが、
ここにこだわっているのと、そうでないものでは情報の取得率が大きく変わります。
他にも聞くべきところはありますが、
この場合、大きなくくりでいうと
①なぜこのシートを書いていただくのかの理由
②お客様が相談したい内容や不安に思っていること
③来店・相談経緯
④個人情報
という順序にならなければなりません。
シートを書く理由はこうですよ。
↓
どんなことにお困りですか?
↓
その他不安なことはありますか?
↓
どんな媒体を見て相談しようと思いましたか?(同じものを見ながらお話を進めていきますのでお教えください。)
↓
どんな相談内容だったかを記録し、社内で共有させていただくことで、今日話す内容をスムーズに引き出せるように
お客様のことを教えてもらっておいてよろしいでしょうか?
といった感じの流れが必要だからです。
皆様の会社さんのシートは、流れを意識して作成していますか?
細かいところですが、こういったところにこだわっていかなければ、よい事前相談はできません。
今回は、お客様記入シートの一例でしたが
一つ一つこだわってツールを作ったり、トークの内容組み立てたりしましょう。
ではまた。
2016年7月15日更新
採用力を強化すれば、必ず会社は良い方向に変わります。
この信念をもって中小企業の採用力強化に尽力させて頂いております。
さて、葬儀社様に向けては
度々新卒採用をお勧めしているのですが
・採用予算がない
・採用担当者がいない
・新卒が入っても若い子が育つ土台がない
といったように、なかなか新卒採用に踏み込めない会社様が多いようです。
そんな葬儀社様に、まずおすすめしているのが
世界最大の求人検索サイト「indeed」です。
indeedは求人版googleです。
動画検索のYouTube、求人検索のindeed、と捉えてください。
indeedを使用すれば、求職者とダイレクトに接することができます。
つまり、求人媒体を介さなくても、人を採用できるというわけです。
これをダイレクトリクルーティングといいます。
商売をしている方なら気づくと思いますが、
仲介がなくなるので、採用コストが下がるのは明白です。
さらに、中途採用ははっきり言ってWEBマーケティングの世界です。
若年層の新聞購読率が下がっている昨今、
はたして自社の将来を担ってくれるような
優秀な若者が自社の紙媒体の求人をみてくれるでしょうか?
今の時代は「スマホで検索」なのです。
はっきりと申し上げて
indeedを使いこなしている葬儀社様はいません。
しかし、indeedの夜明けは確実に近づいています。
ブルーオーシャンを享受したい方は
ぜひindeedで採用することを試みてください。
私のお付き合い先で、
すこしだけindeedをつかってみた方がいますが
5万円で求人数が13件もありました。
それまで折込チラシに15万円かけていても
4件しか反響がなかった地域です。
まさに採用コスト1/3で採用力3倍になりました。
indeedは確実に中小企業の味方ですので
私は新卒採用とともにindeedも皆様に広めていきたいと思っております。
どうぞ引き続きよろしくお願い申し上げます。
2016年1月06日更新
明けましておめでとうございます。
光田です。
皆様にとって昨年はどのような年になったでしょうか?
良い1年だった、なかなか厳しい1年だった、様々な会社様があったかと思います。
しかし、「何に対して良い、悪い」の判断をしているのでしょうか。
ほとんどの会社様は昨年対比で見て
良い、悪いを判断してしまっているような状況です。
これでは毎年、同じ繰り返し。
良かった、悪かったで一喜一憂することになります。
そこで、皆様に行っていただきたいことがあります。
それは中長期的なテーマ決めです。
2025年にどうなっていたいか、を明確に決めてみてください。
そして、その2025年までの道筋を3年ごとに分けて考えて見て下さい。
こうなっているためには2016年~2018年の3年間のテーマはこれ。
だから、今年1年はこういったことを強化しなければならない。
それに対して、やるべきことを出来た年が良かった年。
計画通りすることの出来なかった年が悪かった年。
そう考えると、ただ単純に
昨年対比で良かった、悪かったを一喜一憂するのではなく、
しっかりと行動に落し込みながら前に進むことができます。
グルグル同じところをまわるのではなく、着実に前に前に。
そんな1年になるように皆様、楽しんでいきましょう!
本年も宜しくお願い申し上げます。
2015年11月04日更新
皆様、こんにちは。船井総研の高野です。
経営者としてこんなこと思ったことはないでしょうか?
「面接したときはやる気マンマンだったのに、入社してからは・・・」
「独善的で会社のやって欲しいことを全然してくれないんだ!」と。
しかし、ここであえてテーマとして取り上げたいのは、
「ダメな人が応募するのか、ダメな人を採用しているのか」ということです。
色々な人材、面接の現場を見てきて感じることは、
実は私たち面接する側に大きな原因があり、
「ダメな人」を採用しているという現実です。
そんな面接する能力を向上するために、
明日から実践できる3つの手法を紹介します。
■手法その1■
「(ダメな面接):職歴や役職についてばかり質問
→(ステキな面接)実績に焦点を当てた質問」
面接でしてしまいがちなのは、
応募者の職歴や役職にばかりに焦点を当ててしまうことです。
しかし入社後にバリバリ働く社員を採用している会社は、
その人の実績に焦点を当てています。
「あなたはどんな実績を残し、そのときの役割と工夫と貢献は?」
のような質問ができればOKです。
それに対して、「なぜしたのか」「なぜできたのか」「なぜしようと思ったのか」を聞き深堀していきます。
■手法その2■
「(ダメな面接):給料や仕事内容ばかり説明
→(ステキな面接)会社のビジョンやコンセプトを説明」
給料や仕事の内容(葬儀施行の話など)ばかりしていてはダメです。
採用はあくまでも採用した人に媚びるのではなく、
入社した後に活躍して業績を伸ばしてもらうことが目的なのですから。
そのためには、自社の目指すビジョン(5年後業績を○○倍にするなど)や自社のこだわりを伝え、それに共感してくれる人を採用します。
自社のビジョンに本気で一緒で頑張れる人を採用しましょう。
■手法その3■
「(ダメな面接):志望動機を質問する
→(ステキな面接)将来何を目指しているか
志望動機は何ですか?なんて聞いてはいけません。
面接に来ている人は想定していた質問が来たとばかりに
ペラペラとあなたの喜ぶ言葉を話します。
その人の本質を見抜くならば、将来目指している夢を聞きましょう。
また、その夢に対してどんな努力をしているかを聞くことで
その人の思考方法や行動原理がわかります。
それを聞いた上で自社の目指しているビジョンと合致しているかの判断をします。
以上の3点のポイントを押さえて、明日から面接をしてみてください。
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