2016年10月17日更新
こんにちは。
10日から16日まで、アメリカの企業の視察に行ってきました。
ボーイング、グーグル、スターバックスといった企業の視察をしてきたわけですが、
印象に残っているのは「従業員満足度」という言葉です。
アメリカには「成長の因子」を学び、
ヨーロッパには「永続の因子」を学ぶといいます。
アメリカには革新的なビジネスが生まれ、それが日本における近未来を予測するのに役立ちます。
IT関係の企業のおいては、そういう要素は多く見受けられました。
一方、サービス業においては必ずしもそうとは言えません。
スターバックスリザーブというスターバックスの大型店にも視察しました。
確かに素晴らしいお店で、コーヒーを売るのではなく、「世界観」を売る素敵なお店です。
とはいえ、日本にそういうお店がないかと言われればそうではありません。
イメージしやすいところでいえば、TSUTAYAです。
ただの本屋ではなく、ライフスタイル提案ショップとして、既に何年も前からチャレンジしています。
では、何を「成長の因子」として学ぶべきか。
それが「従業員満足度」です。
この言葉は多くのサービス業で聞かれました。
つまり、サービス業において、成長をするために
「従業員満足度向上」は必須である
と読み取ることができます。
業界として縮小を始める葬儀業界においても、
これから「社員満足度向上」という視点はなくてはならないものとなりそうです。
本日もありがとうございました。
2016年10月03日更新
こんにちは。
最近はテレビを本当に見なくなりました。
その中で唯一「真田丸」だけは毎回欠かさず見ています。
歴史好きの経営者さんというのは多いもので、
こういったところで話が盛り上がることも多くあります。
私は、単純に真田の生き方が好きです。
天下を取ったわけではありませんが、なんとも参謀的な生き方、
小が大の中でどう生きるかという観点がいつもワクワクします。
とはいえ、経営者となると天下人の方が好きな方が多く、
これまで好きな武将の話になり「真田」で盛り上がったことはあまりないのですが。
軍勢を一つの塊と思うな、一人ひとりに想いがある、それを忘れるな
この言葉は、真田昌幸が最後に残した言葉。
戦には戦略はつきものです。
とはいえ、それを支える人こそ、人の想いこそ大事であると。
これは組織においても全く同じ話だと感じたものです。
一人一人の想いをすべて汲み取ること、
もちろんそれは難しいんのですが、
そのことを全く頭に入れず、無視した組織作りというのは
やはり無理が生じるのだろうと思います。
本日もありがとうございました。
2016年9月25日更新
皆様
こんにちは。
船井総研エンディングコンサルティングチームの野町です。
台風が多い季節となってきました。
また、外の気温も涼しくなってきたように思えます。
私ごとではありますが、今年の夏はあっという間に過ぎてしまったように思います。
今年も残す所、2か月足らず。
来期の事も考えていかなければならないシーズンがやってきました。
さて皆様は、来期の目標設計などは何か月前から考えておられるでしょうか。
3か年、5か年、10か年で将来の設計を行っている経営者様は、その設計に対して
今年の状況を振り返り、設計の確認、改善案、新規の施策案など考えておられるでしょう。
私達のチームも年に1回程度、
このシーズンになると「 合宿 」を行います。
チーム全員が集まり泊まり込みで、来期の設計を行います。
9月より合宿がありましたが、
今年の合宿地は「 沖縄 」でした。
自分としては少し羽を伸ばしたい所ではありますが、1泊2日のため
なかなかそうも言えない状況です。
具体的に、合宿の内容としては、
自分たちのチームで目指す予算帯の確認(※数字は控えさせていただきます)を前提に、
達成するために必要な、逆算スケジュール、必要な人員(一人当たりの生産性)の確認。
直近2年、船井総研は年間120名もの新卒採用を行っておりますが、
どのチームも、人員不足との事なのでこれから先、若手を採用し、どのように育成するのかという事も同時に考えて行かなければなりません。
そして現時点でのソリューションの確認と、
それを、来期どこまでを目標にアプローチしていくか。
はたまた、市場規模の移り変わりを考慮し新たなソリューションの開発。
などなど、とても濃い内容の会議ができました。
同時に、来期のセミナー計画もほぼ決定致しました。
何事も“初動”が大事ですね。
少なくても来期がはじまる3か月前より計画を練り、早めに来期の事を考える。
そして、社内の経営方針発表会などで、組織に落とし込む。
一部の会社様では、毎年やっているという方もおられるかと思いますが、
まだ、やった事がないよという方は、忙しい合間をぬってでも、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。
野町
2016年8月22日更新
こんにちは。
先日山に登ってきました。
時々自然に身を置くのはいいですね、適度な運動にもなりますし、
雑音を取り除き、いろんな考え事もできます。
登山は当然、山頂に向かっての上り坂を登るわけですが、
途中には平坦な場所もあれば、下り坂なんかもあったりします。
安全にそして最短で山頂までに上るためには必要な場所なのですね。
ふと感じたことがあります。
山頂はよく、経営における「ビジョン」に例えられます。
そしてそこに行くまでの過程が企業の成長ということなのですが、
企業の成長においても必要な「平坦な道」と「下り坂」というものがあるのではないかなということ。
もちろん成長を続けることができるのが一番。
しかし、人の問題、資金面の問題、外的要因などなど、想定しえないことが起こるのもまた事実。
その時に成長を何としても続けるのではなく、一度立ち止まる、横ばいで道をならす、
そういう時も大事な時間なのだろうと思うわけです。
とはいえ、その前提としては、きちんと会社に「ビジョン」があり、
企業としてどこを目指すのかが明確であることが理想的なことは言うまでもありません。
本日もありがとうございました。
2016年8月17日更新
皆様こんにちは。大道です。いつもFAX新聞をご愛読いただきまして誠にありがとうございます。急激に寒さが増して参りましたので、風邪などひかぬようご自愛ください。
さて、今月は【自分の「 ことば 」で理念を伝えよう!】というタイトルでお話いたします。
昨年の四月のFAX新聞で、冒頭で会社理念を伝えることによって、ヒアリングをする大義名分ができるというお話をさせていただきました。が覚えているでしょうか?
最近、これを読んだり、セミナーで同じ話を聞いて実践していますという方にたまに出くわします。
その中のある方に、「言われた通りに試してみようとなって、なんだか『 ぎこちない 』雰囲気になってしまうんですよね。」というご意見をいただきました。
実は意外とここで躓く方が多いので、今月は一つ注意点をお伝えしたいと思います。
それが、自分の「 ことば 」で理念を伝えるということです。
例えば、経営理念やその会社の葬儀コンセプトというものは「 かっこよく 」つづられていることが多いですよね。それをそのまま伝えようと思うと「 はずかしさ 」や「 違和感 」が先行してしまい、お客様に上手くコンセプトが伝えられないということがおきてしまいます。
しかし、実際に上手く伝えられている会社もあります。コンセプト自体が言いやすいというパターンもありますが、決定的に違うところが言葉をしっかり噛み砕いているかどうかです。
実際に、先日もあるご支援先で、コンセプト名刺を渡しながら、どこ言葉だと違和感や、恥ずかしさを感じずにお客様に伝えられるかを2時間程度議論しました。
一見生産性が低い会議に聞こえるかもしれませんが、これが案外大切です。相談を受ける側からすれば、その人が本当にそう思っているのか、そうではなく形式的に言わされているのかがすぐにわかってしまいます。ですので、言わされている感じのする人に対して自分をさらけ出した話をするかと言われればそうはなりません。
そのようにならないための1番のポイントは自分自身が使いやすい「 ことば 」で話せているかということになります。
ですので、実際にそういったシーンで自然に理念を語ることができる会社ほど、基本の型を決める段階でトークスクリプトにこだわり、自分達が話しやすい「 ことば 」に落とし込むことに時間をかけているのです。
これはコンセプトでも一緒です。かっこいい「 ことば 」より、自分たちらしい「 ことば 」をあらかじめチョイスしておく必要があります。
皆様の会社ではどうでしょうか?自分たちのことばで自然に理念を語れていますか?
※ご質問・ご相談・事前相談研修のご依頼は<E-mail:k-omichi@funaisoken.co.jp> 大道まで