2016年10月24日更新
こんにちは。
10月も下旬に差し掛かり、
あっという間に2016年も終わりを迎えようとしています。
この時期、私はご支援先にお伺いすると
ほとんど同じような内容でご支援をさせていただきます。
それは、2017年の計画づくり。
特に重要なのは、
何をやるか
の前に、
何にどれだけの投資をするか
を決めることです。
2017年、どんな損益計算書を完成させるか。
そのために、どんなお金の使い方をするか。
どこを押さえて、どこにお金を使うか。
広告宣伝のように、積極的に使うことでわかりやすく売上が伸びる項目というのは
経営者様は積極的にかけがちです。
一方で、教育や採用、評価制度といった、
お金をかけたからと言ってすぐに売上が伸びるわけではない項目というのは
純粋な「経費」とも見えるので、どうしても積極的になりにくいことが多くあります。
だからこそ、予定段階できちんと予算計上しておく。
それを予算としてねん出しても利益を生み出すプランを作る。
それができれば、積極的にその分野に投資することもできるようになります。
皆様の会社では、来期の予算計画、準備ができていますか?
本日もありがとうございました。
2016年8月24日更新
皆様
こんばんは。大道です。
いつもブログをご愛読いただきまして誠にありがとうございます。
本日は、【出店候補地の価値は点ではなく、線で見る。】というテーマでお話しいたします。
近年、船井総研にも葬儀会館の出店案件やリニューアル案件が非常に多く入ってきています。
会館、サロンを含め、私のお付合い先の約半数~3分の1程度が何かしらの仕掛けをしています。
その中で、出店候補地選定や投資採算計画などからお手伝いさせていただくことが非常に多いのですが、
そういった場合、その場所の価値を「 現在 」という点でとらえるのではなく、
「 現在 」から「 未来 」という形で線でとらえましょう。
というお話しをよくしています。
どういうことかというと、現在の価値ばかりを追いかけるのではなく、
そのエリアが将来どうなっていくエリアなのかも合わせて確認しておく必要があるということです。
この将来人口の予測や、自店の単価の落ち具合も加味しておかないと、投資採算の計画自体が狂ってしまいかねません。
また、そのエリアの人口のピークはどうでしょうか?
日本国内ではまだまだ、死亡人口は伸びていく予測ですが、すでにエリアによってはピーク近い数字になっており、
これから出店するにもかかわらず三年でピークが過ぎるという場所もあります。
それをしっかり見極めずに今の条件だけを見て出店すると痛い目を見る可能性もあります。
同じ投資をするなら、より条件の良いところに出店したいのはみな同じですよね?
そのためには冒頭にお伝えしたように、その場所の価値を「 現在 」という点でとらえるのではなく、
「 現在 」から「 未来 」という形で線でとらえましょう。
案外同じような物件の条件でもどちらがいいかがすぐにわかるようになりますよ!
是非、将来人口を中心に、
点で出店地をとらえるのではなく、線で出店地をとらえてくださいね。
船井総合研究所
エンディングビジネスコンサルティングチーム
経営コンサルタント
大道賢作