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2016年7月13日更新

会社好きの仲間を増やして地域に応援される会社を作ろう

【ブログ作者:

皆様

こんばんは

大道です。

本日は「 会社好きの仲間を増やして地域に応援される会社を作ろう 」という、タイトルでお伝えします。

 

昨日、弊社のクライアントさまだけの企画で、船井財団主催の第3回グレートカンパニーアワードで「 働く社員が誇りを感じる会社賞 」を受賞された、株式会社真田ジャパンさまに視察にうかがいました。

 

同社では、採用活動をしていないにも関わらず、地元の銀行出身者や出入りの業者さんから転職を希望される方が後を絶たないという素晴らしい会社さんです。

 

今回は「 不人気業種でも採用待ち 」ということで、葬祭業の支援先を中心にテーマを決めて視察しました。

 

結果として真田ジャパンさまがなぜそういった会社になったのかを検証していくと、利益をしっかりと出せるようにという経営陣の努力はもちろんのこと、「 会社好き 」の仲間をいかにして増やすのかということを意識されているなということです。

 

そのために徹底されていることは、おおよそ下記の通りです。

①会社の理念、考え方の発信

・経営TOPからの理念発信

・社員さん自身に発信させる機会創出

②会社のため≦自分のため

・上司から叱られることは自分のためになるのだということをしっかり伝える

・いかに会社のためになることを、自分のためとしてとらえさせられるか
③感謝される機会の最大化

・お客様からの感謝をもらえるように、会社の仕組みとして、積極的にお客様に喜んでくれる必要経費を使う権限を与える。

・家族からの感謝(≒応援)

職場での頑張っている様子を伝えること、またそれを支えてくれる家族をしっかりと評価することを徹底する。

このように感謝される機会をどんどん場を提供する。

 

というところに集約されるのかなと思います。

 

実際このようにすることで、会社好きの社員さんが増え、必然と家庭や社外でも自分の会社のことをよく言う。

 

その結果として、周囲でいい口コミが広がり、「 そんないい会社に入ってみたいな。 」という流れになるのでしょう。

 

会社のいい評判が広がるかどうかは、お客様ももちろんですが、どれだけ会社好きの仲間を作れるかが非常に大切だということを肌で感じた1日でした。

 

また、業種問わず、こういったレベルの高い会社さんを視察することは、目線がぐっとあがるのでおすすめです。

 

それではまた

 

船井総合研究所

エンディングビジネスコンサルティングチーム

経営コンサルタント

大道 賢作

大道 賢作

ブログ更新日
7月13日
ブログ作者

コンサルタント大道 賢作に経営相談を申し込む

2016年7月12日更新

多様化なのか、簡素化なのか?!

【ブログ作者:

こんにちは。光田です。

 

本日、テレビ取材していただいたものが、放送されましたので

その内容を少し深堀りを。

 

今回のテレビでテーマになっていたのは、「多様化」している葬儀。

 

先日、フューネラルビジネスフェアでも出展がありました

デニム生地の棺や宇宙葬や様々なお別れの形を紹介していただきました。

 

葬儀業界の人たちからすれば、

フューネラルビジネスフェアやエンディング産業展などの展示会で

目にすることも多いので、普通のことでも、

一般の消費者にはまだ存在を知られていないもの多くあります。

 

なぜ、「多様化してきたのか」を考えると、

その一つにあげられることは、「宗教者とのつながりが薄くなってきたため」です。

 

宗教者とのかかわりが薄くなったことにより、

ご家族自身が葬儀の段取りや流れなどをある程度、

自由に決めることができるようになったことがあげられます。

 

一方で、宗教者とのかかわりが少なくなったことにより

ただただ「簡素化」しいるというのも事実です。

 

私自身は、ただ単純に簡素化していく、

ということは、とても問題だと感じています。

 

何が問題かというと、「死」と向き合う時間がなくなることにより、

多くの人が「命」の大切さや尊さ、はかなさを、感じることが少なくなり、

さらには、「命」を軽んじてしまう、

そういった社会が訪れてしまう、と本気で思っています。

 

葬儀自体が小規模化することは、

少子高齢化、核家族化などの時代背景があるので

この流れ自体は悪いことだとは思わないのですが、

簡素化は本当にこれからの日本にとって問題だと思っております。

 

葬儀社の皆様が、胸を張って、

「葬儀が簡素になってきているのではなく、

多様化してきているんだよ」と言えるように

経営的な側面からサポートしていけるよう我々も努めてまいります。

 

最終的にはそういった多様化に対応でき、

かつ、経営力の高い葬儀社が生き残っていくことになります。

 

皆で、お客様のニーズ・ウォンツに合わせたサービスを提供しながら、

日本をよくして行きましょう!

 

と少々、熱くなりましたは今回はこの辺りで。

 

朝日放送のアナウンサー、塚本さんと船井総研にて。

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光田 卓司

ブログ更新日
7月12日
ブログ作者

コンサルタント光田 卓司に経営相談を申し込む

2016年7月11日更新

伸びている会社は準備力が違う!

【ブログ作者:

こんにちは。

 

準備力

 

イベントにしても、もちろん施行件数にしてもそうですが、やはり伸びている会社というのは、準備力が違います。

 

集客企画に関して言えば、企画段階から集客ツール作成、集客活動それらが何度もやり取りをして、良いものに仕上げたところがうまくいくわけです。

それは言われてみれば当たり前のことでしょう。

 

それでもなかなか実践できないのが現状です。

だからこそ、それができている会社が業績を伸ばすのですね。

 

 

準備力という観点でいえば、直近のイベントだけではなく、大きな観点での準備力も重要です。

 

例えば、現在は2016年7月ですが、今の段階で2017年の重点テーマが少しでも頭にあるでしょうか?

 

家族葬の浸透率、葬儀の規模感、ご安置ニーズの高まり、出店などなど、自分たちのエリアで起きていることはリアルにわかるはずです。

 

この先起りうるであろうことに対して、皆様はどんな取り組みをしているでしょうか?

 

私のご支援先では、今やるべきことと、来年以降のためのことを同時に進めるようにしています。

今すぐに成果につながらなくても、いざ波が来た時にすぐに業績につなげるための準備を“今”しています。

 

そういう活動をきちっとしてきた会社さんは、単年で170%とか、150%という業績の伸びを実現しています。

 

一方で、目の前ばかりのことを追い続けると、やはり業績に波ができてしまいます。

 

準備力を高めることは、業績を伸ばし続ける強い会社になるために必須の能力といえますね。

 

 

 

ブログ更新日
7月11日
ブログ作者

コンサルタント葬儀チームに経営相談を申し込む

2015年12月02日更新

理想論がなければ、会社の成長はない。

【ブログ作者:
(2015年5月FAXバックナンバーコラムより)

こんにちは。光田です。

皆様は「理想論」って必要だと思いますか?

私は経営をしていく上で、理想論がとても大事だと思っていますし、
また、理想論を積極的に知りにいった会社が業績を伸ばす、と考えております。

現在、月に20社以上の葬儀社様に訪問し、
経営のアドバイスをさせて頂いておりますが、
お付き合いが浅い葬儀社様で
「そんな理想論、うちの会社には無理です。」
とたまに言われることがあります。

例えば、
「5人担当者がいるなら平均月25件は施行しないといけないですよね。」
と私が言うと、
「えっそれは無理です。今、月15件でも皆休みも取れずやっているのに。」
という話になります。

しかし、決して、私は机上の空論をいっているのではありません。
あくまでも「事例」に基づいた「理想論」をいっているのです。

私のご支援先では「担当者4名で年間施行300件以上」を
実現している葬儀社もあります。
当然、利益率も社員の給与水準も高くなります。
今では休みの取れる体質も出来てきました。
アフターフォローのできる体制を作り上げつつあります。

実はこの「事例を知っているか知っていないか」が非常に大切なのです。

人間という生き物は現状の延長線上で物事を考えようとします。
「今の自分たちの会社には出来ない」と。

しかし、重要なのは
「なぜ、その理想論が実現する会社と、実現できない会社があるのか」
ということを考えること
です。

1人の担当者が3件しか担当を持っていないのに、
「忙しい。休みが取れない。」といっている葬儀社の共通点は、
サブや駐車場係などに担当のできるスタッフの手がとられていることが多いのです。

そして、少し件数が増えてくると、アップアップになり
「人を採用しなければ」、と言ってまた担当者となる人材を採用する。
そして、いつの間にか、固定費が上がってしまい
経営が上手く立ち行かなくなります。

業績を伸ばす会社は、サブや駐車場係はパートさんや外注に任せるようにし、
担当者はその空いた時間を担当業務+売上の上がる取組や
アフターフォローにいったりするようにしています。
そして、休みもしっかりととります。

つまり、現状の延長線上で、ものごとを考えてはいけないのです。

理想的な姿はどういった姿なのか。
そして、それを実現するためには
どのような「仕組み」にしなければならないのか。

良いところは残し、どちらでも良い部分は改善していく。
そして、お客様が喜び、会社は利益を上げ、
スタッフは給与が上がり、休みも取れるようになる。
そんな会社には、当然ですが優秀なスタッフが集まってきますよね。

どれだけ理想を追い求めることができるか。
正のスパイラルにはいるか、負のスパイラルに入るかの別れ道です。

光田 卓司

ブログ更新日
12月02日
ブログ作者

コンサルタント光田 卓司に経営相談を申し込む

2015年4月09日更新

コンセプトは伝えて初めて付加価値を生む

【ブログ作者:

こんにちは大道です。
我々船井総研フューネラルビジネスコンサルティングチームが
コンサルティングをさせていただく際に、
理想とする葬儀社の形として5つの項目を挙げさせていただいています。

そのうちの一つに「会社のコンセプトが明確である」というものがあります。
これは本質的な商品で差別化が図りにくい葬儀業界では
競合と差別化を実施していくうえで
非常に重要なポイントとなっていることは皆様も周知の事実でしょう。

しかし、このコンセプトは明確に固め、
社内に浸透させているだけでは意味がありません。
コンセプトはお客様に積極的に伝え、共感してもらうことで
初めて付加価値が生まれます。
ですから、あらゆるシーンで「説明」という一手間をかけることが重要です。

例えば、H社様では、「こころひとつになれる」をコンセプトとしており、
そのコンセプトを具現化するための工夫が施された様々なサービスを実施しています。
そのサービスの一環として、サプライズで料理の提供を行っています。
自社で料理部門の内製化を行っているため、通常の仕上げ料理にプラス一品として
故人様と縁のある食材を使用したものや、仕上げ料理では
中々出てくることがない故人様の好物料理を出すなどの工夫をしているのです。

このサービスをお客様に提供するときに、
スタッフだけが故人様の好物だと理解をしている状態で
プラス一品の料理を提供しても、
大半の人がそのサービスがなぜ行われているのかの意味を理解することができません。
ですから、ほんの一部の人が感動したとしても、
多くの方は「何か一品違和感のあるものが出てきたな。」と感じる程度です。

しかし、このプラス一品の料理を提供する際に、
「こちらのお膳の説明を少しさせてください。こちらの○○は
実は故人様が生前からよく口にされていた好物料理です。
味付けもご家族の皆様にうかがわせていただき、
極力故人様の好みに近づけられるように作っています。
ですので、少し味が濃いかも知れませんが、
故人様の好きだった料理を皆さんがこの同じ空間で召し上がっていただき、
こころひとつになっていただければと思います。」

といった説明が事前にあるとどうでしょうか?

たったそれだけで、このプラス一品のお料理を提供している意味や
自社のサービスコンセプトが理解できますよね?
この時点で初めてお客様に共感していただける準備が整ったのです。
ここからはお客様が共感してくれる、くれないという差はあるでしょうが、
しっかり伝えないとそのフィールドにも立てていないことになります。

つまり、コンセプトは感じてもらうものではなく、
伝えて共感してもらうもの
なのです。

例えば、打合せや事前相談のヒアリングでもそうです。
ただ、深くヒアリングをしようと思って、
何も伝えずにどんどんお客様に質問を投げかけると
「土足で心の中に入ってくる人だな」と感じられてもおかしくありません。

しかし、事前に我々のコンセプトは○○です。
ですので、色々と質問させてください。という説明があると、
それに共感したお客様は同じように質問を投げかけても、
○○なお葬式を実現するために聞いてもらっているという感覚になります。

皆様の会社ではしっかりとコンセプトをお客様に伝えていますか?
伝えられていないという会社様はぜひ、
様々なコンセプトに基づくサービス提供の際に、
コンセプトを伝えることを強く意識してみてください。

それだけで、付加価値が高まり、お客様満足度が大きく向上します。

大道 賢作

ブログ更新日
4月09日
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