家族経営を続けている成南協心社が今後成長するうえでどのようにすればよいか、と悩んでいました。昔から船井幸雄の本を読んでいたのもあり、船井総研のことを知っていました。他のコンサル会社にない「業界に特化したコンサル会社」だから良い情報を持っているのではないかと思い依頼をしました。
将来、葬儀の品質やサービスの内容が均一化され他との差別化が難しくなると思います。自社が生き残るためには、WEBやデジタルを積極的に活用して集客チャネルを広げることでいち早く自社のことを知ってもらう必要があります。見よう見真似でやっていましたが、なかなか成果を感じることができなかったので船井総研にコンサルティングを依頼しました。「WEBと紙チラシのかけ合わせでWEBからの反響数を上げていく」という提案は、デジタル化が遅い葬儀業界にとって画期的な提案だと思いました。WEBだけに力を入れるのではなく、葬儀に特化したコンサルタントだからこそできる提案だと思いました。
研究会の魅力は三つあります。一つ目は情報交換会です。研究会では他社の経営者と成功事例や失敗事例を共有しあう「情報交換会」という時間があります。二つ目は「研究会データベース」です。一つ目も二つ目も、どちらも他社が取り組んでいることをしることができて、「明日から取り組めること」が盛りだくさんで勉強になります。実際に研究会の成功事例、データベースを参考にしながら自社の打ち合わせツールをブラッシュアップしており、受注数アップにもつながっています。研究会の魅力の最後、三つ目は同じ業界の仲間を作ることができることです。同じ悩みを一緒に共有し、解決できるのは本当に心強いです。今回のコロナショックは本当に大変ですが、同じように頑張っている研究会の仲間を見て、「自分たちも頑張ろう」という気持ちになります。
追客スキームと顧客管理を船井総研と一緒に構築したことが大きな要因です。自社では、資料請求があった際に、5分以内にお客様に架電をするというルールを決めています。架電をする際には、「お客様のご状況に合わせて資料をお送りさせていただきますので、ご状況を伺えますか?」と伝えています。この際に、来館誘導をしていますが、「とりあえず資料を見たい」といった答えが殆どなので、資料が届いた2~3日後に再度お電話をし、来館か会員誘導を行っています。このような細やかなアプローチを行うためには、顧客管理が必要だと感じ、見込み顧客のリストを作成しました。このリストは、担当者全員が入力できるように紙でなくクラウドで見れるようにしています。リストには、問い合わせ経緯や対応日時、問い合わせ状況、次回の架電予定日を入力し、ぬけ漏れのないように管理をしています。
WEB経由の受注件数が7倍と急増したものの、まだまだ反響数を伸ばすことができると思っています。そのために、行っていることは大きく二つです。一つは、より多くのWEB反響数を上げるために、チラシの打ち出し方を見直しています。葬儀を考える世代の人たちは、紙のチラシで自社のことを認知をし、WEBで検索する人が多いです。チラシからWEBへ誘導させるような「しかけ」づくりを船井総研と取り組んでいます。二つ目に、受電対応の質を上げています。受注率を上げるために、通録データを聞き船井総研からのアドバイスも受けながら改善を繰り返しています。
お客様はもちろんのことスタッフ全員が笑顔でいられる「安定した会社」を目指しています。そのためには、チャレンジを続ける会社でないといけないと考えています。大きな影響を与えているコロナウイルスは、時流の大きな変化をもたらしていると思います。そのなかで、生き残れる会社は、新しいトレンドをすぐにキャッチアップし、取り入れていくことが重要だと考えています。今後も船井総研の力を借りながらチャレンジし続ける「安定した企業」を目指したいと思います。
数多くのクライアント様に信頼いただき、お付き合いをさせていただいております。