弊社はパチンコ業を営んでおり、もともと船井総研さんとはパチンコの方で付き合いがありました。ただ、本業はパチンコだったのですが市場が縮小傾向にあるということもあり、5~6年程前から第二の柱となるような新規事業を探しておりました。その中で、様々な事業を考えましたが、昔からやりたかった「葬祭業」を始めようと決意し、船井さんに依頼することになりました。
まずは、船井総研さんの指導を愚直に素直にやり続けた結果だと思います。立地戦略からお手伝いいただき、本社がある北摂地域の商圏が良かったということで、2年くらいかけて北摂地域の不動産を探しました。その他、船井総研さんが提唱しているプレミアムコンパクト葬というコンセプトをそのまま取り入れることができたのも成功の秘訣だったと思います。
全てと言えば全てですが、大きなところで言うとやはりプレミアムコンパクト葬のコンセプトに沿った施策だと思います。具体的に挙げると、商品設計の部分であったり、会館設計や建築についてもオペレーションがしやすくローコスト運営できる設計のやり方など、我々だけでは考えつかないようなものでした。
葬儀業を立ち上げる当初は、全くの新規参入だったので経験者を中途採用しようと考えておりました。ただ、パチンコ事業の全社会議で葬儀を始めることを伝え、当社の掲げる葬儀の想いに賛同し、ついてきてくれる社員を募集したところ、4名の手が挙がりましたので結果的に中途採用は行いませんでした。
育成に関しては、船井総研さんのお付き合い先様をご紹介いただき、一年間修行に行かせていただきました。今考えれば、経験者の中途採用をしなかったことが、固定観念無く船井さんからの指導をそのまま素直に聞いて実行できたことにつながっていると思います。今年の4月から高卒を新卒採用しましたが、今後も新卒や業界経験のない方を採用していきたいと思います。
一番は、本音で話し合えているのがすごくいいなと思います。同業者の中であそこまで腹の割った話ができる機会は貴重です。成功事例を包み隠さず話している雰囲気は非常に価値を感じています。
今、大阪府吹田市に2会館を構えていますが、あと3店舗ほどドミナント展開していきたいと考えています。日本全国の中では当社のブランド力が低くても、吹田市に関しては大手に負けないブランドを構築したい。 そのためには施行品質の向上が欠かせないと思っています。
特に我々は最後の「お別れの儀」というものを大事にしているのですが、最後のありがとうを伝える場として、ご遺族の方にご満足いただけるお別れの儀を作り続けます。それを愚直にやり続けて、吹田市の家族葬シェアでナンバー1を取っていきたいと考えております。
数多くのクライアント様に信頼いただき、お付き合いをさせていただいております。