「葬儀」というものは、風習や文化・慣習の業界であるため、いわゆる流行を取り入れるのは遅いと私は考えております。そのため、今後葬祭業界で勝ち残っていくには、葬儀業界以外の知見が必要不可欠です。葬儀業界に関して言うと、船井総研さんの前にお付き合いしていたコンサルの方から学んでいたので、次は葬儀業界以外の業界から学べることは何かと考えておりました。そこで目を付けたのが船井総研さんです。船井総研さんは、異業種からの最先端のノウハウを活かしたコンサルを葬儀業界でも行っている、いわゆる葬儀専門のコンサルなのですが、葬儀専門のコンサルではないという面があります。そこで私は、船井総研さんとお付き合いをすることで異業種の最先端の知見を得ていこうと思いました。
研究会は主にストレス発散ですね(笑)。自分と同じ悩みを持っている経営者の仲間とお話をすることで、自分の価値力にもしております。
月次支援に関しては、船井総研さんのコンサルタントへお支払いするフィー以上の価値がリターンとして返ってくるのでとても満足しております。
私は月次支援で船井総研へ支払うフィーは経費ではなく、未来への投資であると考えております。上記でも述べましたが、私は、船井総研とお付き合いをすることで葬儀業界はもちろんのこと、葬儀業界以外の最先端の知見が得られるという点にとても価値を感じております。葬儀業界で勝ち残っていくためには葬儀業界以外の知見が必要不可欠であるため、船井総研の月次支援はこれからも必須であると感じております。
直近でいうと、コンタクトセンター設立の準備やWeb広告運用の改善を行いました。
コンタクトセンター設立は現在準備段階なので、いち早く形にして、顧客情報を一元化することで、省人化・顧客満足度向上・顧客情報管理を徹底して行っていきたいと思っております。
Web広告運用に関しては、船井総研さんにご支援いただいた結果、以前まではWebからの資料請求が6件/月だったのですが、1ヶ月で17件/月となり、約3倍の効果が得られました。正直びっくりしております(笑)。こちらもまだ始めたばかりですので、今後も増えていくと思います。これから繁忙期になっていくので、こういった事前客をしっかり取っていって施行へと繋げていきたいと思います。
葬儀をするならば、一度きりの葬儀だからこそ、きれいな空間でやりたい。しかし、費用はそこまでかけたくない。かけるとしても100万円くらい。そして家族がゆったりと過ごせる空間を作りたい。今では業界内でも主流になりつつある考え方ですが、純粋に私はそう思いました。
低価格のお葬式を実現するためにはローコストで式場を建設する必要があります。どこにこだわり、どこの経費を抑えるか、そんなことを細かく考えながら式場建設の計画を立てました。
そして、家族葬ブランドを立ち上げる際に意識したことが、欲を捨てるということです。家族葬ブランドをやると決めたらその会館では家族葬のみ行うことに徹底しました。どうしても途中で欲が出てしまって、一般葬もやりたい!と思うのですが、そこを割り切って、家族葬ブランドに特化しきれるか。ここがとても大事なポイントであると私は思います。
私は、会社を「計画的に成長」させようと思って日々取り組んでおりました。「計画的な成長」をするためには、「計画的な出店」と「計画的な人材採用」の2つが大事であると思っておりまして、
1つ目の「計画的な出店」とは、年に1回の頻度でスピード出店していくことです。しかし、出店していくにあたって、財務内容が悪くなれば本末転倒なので、計画的な財務を立てなければいけません。財務基盤を徹底して固めた上で、毎年出店する「計画的な出店」を意識しました。
2つ目の「計画的な人材採用」とは、毎年一定数の新卒採用をしていくことです。2011年より安定的に大学生を対象に新卒採用を行っております。出店をする2年前に採用したメンバーが新店のメインスタッフになるような計画で採用しています。
しかし、現状として葬儀業界に入りたいという新卒の人はあまり多くはいません。そのため説明会には私が直接同席して、葬儀業界というよりも「ライフサービスに入りたい」という思いを芽生えさせ、採用に取り組んでおります。
この2点を意識して、私は会社を無理なく「計画的な成長」させていきました。
今後は、家族葬で静岡県No.1を目指していきます。
そのためにも、会社を「計画的に成長」させることはもちろんのこと、柔軟に変化させていかなければなりません。「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である。」とダーウィンの進化論にもあるように、どのような環境でも変化して対応していかなければ生き残れません。葬儀業界は、異業種からの参入も多く、葬儀形態も変わってきている環境下ですので、現在取り入れているコンタクトセンター設立・Web広告運用等も含めて、そういった変化に対応できる体制を船井総研さんの月次支援・研究会を通して共に作っていき、静岡県No.1を目指していこうと考えております。
数多くのクライアント様に信頼いただき、お付き合いをさせていただいております。