船井さんとお付き合いを始めたのは2016年ごろからだったと思います。弊社の仕入先であるギフト屋さんの紹介で、静岡の葬儀会社に訪問したことがきっかけです。特に、同じ葬儀業界でこんなにも色々なことに先進的に取り組まれている会社があるのかと驚いたことを今でも覚えています。そしてその話の中で、船井総研の研究会を知り、自社も常滑市内で圧倒的No.1の確立を目指していきたいという思いから船井さんとのお付き合いを始めました。
私が思う船井さんの強みは葬儀社の事例をたくさん持っていることだと思っています。静岡の葬儀社さんとの話の中で感じた刺激が、研究会では二ヵ月に一度、全国の葬儀社の事例を聞くことができます。また月次支援では、今自社が必要な情報に絞って事例やアドバイスをしていただけます。研究会の事例では話されなかったテーマや少し前の出来事などの話があり、自社の業績アップに直結する内容であると感じています。
成果が出たもので言えば既存店のシェアアップですね。本拠地である常滑市内では先代の頃から地域一番だったのですが、少し離れた阿久比という地域ではシェアが伸び悩んでおりました。船井さんとお付き合いをして以来、阿久比ホールのシェアは5%程伸びています。 この他には、ちょうど先月(インタビュー時、2018年12月)にプレミアムコンパクト葬をOPENしました。OPENイベントの来場者数は400名と走り出しがよく、今後が楽しみです。
まず最初に、事前相談件数の目標を意識して営業に取り組みました。そのために行ったことで一番効果があったと思うのはチラシの内容の見直しだと思います。今までは印刷コストを考えてできるだけ大量に発注できるよう、いつ折込をしても反応が来る「事前相談会 明日開催」というようなタイトルにしていました。このチラシを期日指定にして事前にきちんと準備を行い打ち出したところ、事前相談の数がこれまでと比べて2倍近く増加しました。他にものぼりなどの外観販促を行う等の工夫をしましたね。現在では施行が無い日もディレクターが常駐し、急な事前相談にもしっかりと対応できるような体制にしています。
社内の環境整備を整えていきたいです。具体的には計画的に休日をとってもらえる体制にしたいです。最近よく聞くようになりました”働き方改革”というやつですね。 働き方改革を実現するために必要と感じていることは、店舗を増やしていくことだと思っています。店舗を増やし、仕事と従業員を増やすことができれば、そしてこれから始める顧客管理システムを使って担当者を分業制にすることができれば、今よりももっと計画的に休日を取得することができ、働きやすい職場になると思います。そしてこのような働きやすい職場こそが今後の採用につながっていくものだと思っています。
”地域密着型の経営”をしていきたい、今後も常滑市内を中心にお客様に親身に寄り添っていきたいです。 ただ一方で、”地域密着”というのはお客様に対してだけではありません。ウチは従業員も地元の人を採用し、取引先も地元の業者が主です。そのためも、成長性を志向しながらも、安全性を大切にして無理のない成長・経営をしていきたいです。 またここ最近よく聞くキーワードが、葬儀業界のM&Aです。これは常滑市内も他人事では済まされなくなってきており、地元の専門葬儀社数も減ってきています。こういった中で私が強く思うのは、地元の葬儀社として将来的に残り続ける企業でありたいということです。
数多くのクライアント様に信頼いただき、お付き合いをさせていただいております。