2016年5月16日
「遺族に寄り添うことが大切」
ではその遺族ってだれのことを言うのか??
辞書では「死んだ人のあとに残された家族」とある。
誰もがそんなこと当たり前と思うだろうけど。
でも僕はここで疑問がふたつ出てきた。
①それは何親等までの家族のこと?
②亡くなってからいつまでを遺族と呼ぶの?
このふたつとも定義があるわけではない。
強いて言うなら、
①悲しんでいる家族が遺族?
②悲しんでいる間が遺族?
では亡くなっても悲しくなかったら??
こんなとんち問答をするつもりはないが・・・
結局のところ、遺族と決めつけているのは意外と
周りにいる「関わる側」のほうなのかもしれない。
遺族の悲しみに寄り添うことは大事。寄り添い方を
学ぶことも大事。
しかし、もっと大切なことは相手の焦点に合わせた
関わり方を学ぶべきではないだろうか?
人は生きていれば必ず死別体験はすることになる。(家族に限らず)
その時そばにいてほしい人は自分の味方になってくれる人。
生き方を導いてくれる人。
もし、あなたがそんな人になりたいと思っていたら
遺族は悲しんでいるいるはずだという前提は持たずにいて欲しいです。
新たな一歩を踏み出そうとしている人の邪魔になりますから・・・