当社は当時は仏壇店を中心に運営をしており、最初は仏壇墓石向けの勉強会に参加したいと思い、船井総研のホームページに問い合わせをしました。
担当のコンサルタントの方に勉強会に関して詳しく話を聞いている中で、葬祭業を営む経営者向けの勉強会や葬儀に特化したコンサルティングを行っていることを知りました。実は当時から葬儀も行っており、松戸市にある老舗葬儀社の葬儀式場を購入して本格的に葬儀業に力を入れ始めた所だったのですが、月5件程度と件数もなかなか伸ばすことができずかなり苦戦していました。
今後は葬儀業にも力を入れたいと思ったため、葬儀のコンサルティングをお願いすることにしたんです。ここから、船井総研さんとお付き合いが始まりました。
本社がある野田市の仏壇店横に空きスペースがあったので、事前相談室をオープンしようとご提案をいただきました。野田市には通夜・葬儀ができる公営斎場があったので、公営斎場を使用したご葬儀を案内先として、自社の認知活動や生前会員募集などの営業活動を行ってきました。
結果として、月5件しか施行がなかったものが、相談室設置1年後には事前相談が毎月20件、施行も月10件ほど安定して入ってくるようになりました。野田市においては事前相談室をオープンさせ、相談室を設置してから2年後には+130件も伸ばすことができています。
相談室が成功したのを皮切りに、野田市内にハイイメージの家族葬専用式場をオープンしました。オープン初月から11件の施行を行うことができました。2年前からそのエリアに事前相談室があり、認知活動や会員募集などの営業活動を行っていたことで会員の方も一定数いたため、式場稼働を一気に高めることが出来たのかなと思っています。
この成功が後の出店戦略の基本フォーマットとなっております。
件数を伸ばせた理由としては、戦略的に出店を行うことが出来たからという理由が1つあります。新規エリアへ出店の場合はオープン前後の営業戦略、既存エリアへの出店の場合はドミナント出店を基本として式場展開をしていました。
新規エリアへの出店の際はオープン前の認知活動と会員募集など、船井総研さんの指導の下、営業活動を徹底的に行っていました。出店を何度も経験するうちに、「オープン前・後に何をするべきか」も見えてきたので、今では新規出店をする際はかなりスムーズに進めることができています。
コンタクトセンターを立ち上げCRMの徹底を行い分業を取り入れたことで生産性が3倍に高まりました。結果として人員の増加数も少数で済み、かつ働き方も以前よりも改善されてきたという点において、大きな価値を生んでいると考えられます。
引き続き件数を伸ばし、よりたくさんの方のご葬儀のお手伝いができる会社にしていきたいです。そのため、今年も式場展開を後2~4は行ってきたいと思っています。件数も昨年に引き続き、毎年2倍近いペースで伸ばしていけるようにしていきたいと、現在戦略を練っています。
ただ、ただ件数を伸ばすというわけではなく、”お客様に満足いただけるご葬儀”を提供できる体制にするためにも、スタッフの育成にも注力していきたいと考えています。金宝堂のスタッフとともに、たくさんの方のご葬儀のお手伝いができる葬儀社となれるよう、前に進んでいきたいですね。
数多くのクライアント様に信頼いただき、お付き合いをさせていただいております。