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コンサルタントコラム

【寺院経営コラム】「時流適応」は寺院の持続発展のキーポイントのひとつ

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平素より大変お世話になっております。

株式会社船井総合研究所の寺院コンサルティングチームの嶋田と申します。

※過去弊社のセミナーにご参加された方及び弊社の社員とお名刺交換をされた方にお送りをしております。

 

全国の寺院様の「持続可能な経営」のポイントを専門コンサルタントよりお伝えするコラムをお届けいたします。

持続可能な寺院経営、と一口に言っても多様な考え方があると思います。「地域に愛される」「檀家・門徒数を維持または増加する」「安定収入を確保する」「地域社会貢献活動に取り組む」などが考えられます。

 

「船井流の持続可能な寺院経営」を定義すると、「時流に適応し、長所を伸ばし、地域の抜苦与楽に貢献し続け、持続発展する寺院創り」と定義できます。これは、抽象的に感じられるかと思いますので、具体的に解説していきましょう。

今回は、「寺院の時流適応」について解説いたします。

 

寺院を取り巻く時流変化

近年、寺院を取り巻く時流は、21世紀になり、東日本大震災、新型コロナ禍を経験し、急激かつ大幅に変化してきていることは、ご自坊でも感じられていることかと思います。

 

檀家様がいらっしゃる寺院では、葬儀や法事に参加される方の人数の減少や直葬があげられるかと思います。また、過疎地域では檀家数の減少が顕著となってきております。

 

一方で、檀家・門徒と違う、新しい「会員制度」への入会数を伸ばし、寺院発信で仏教のコンテンツの提供を進めたり、お坊さんとの相談ができたり、終活の相談を引き受けられる体制を構築し提供したりと、新たな価値提供に成功している寺院が出てきました。

 

また、これまではお寺に訪問しないと法要や法話を聞けませんでしたし、檀家以外の方が僧侶と話すことは難しかったと思います。

 

しかし、最近は僧侶によるメディア発信やSNS発信が増え、さらにコロナ下でオンライン法要や法話など、動画コンテンツを提供し始める寺院も増えてきました。デジタルの門戸開放は進んだともいえるでしょう。

 

このような時流の変化に、対応することが「船井流の持続可能な寺院経営」のポイントのひとつとなります。

 

寺院も「選ばれる」時代へ

上記のような新たな取り組みを始めた寺院が増えるにしたがい、寺院も「選ばれる」時代に突入したといえるでしょう。

その一例として、改葬、いわゆる墓じまいや墓の移動が増えています。

下記の画像は、2019年までの厚生労働省作成衛生行政報告例のうち、全国の「改葬」の件数をグラフ化したものです。

もちろん、寺院様の墓地の改葬の件数が増えたこと=特定の寺院ばかりが選ばれるようになった、というのは早計だとは思いますが、年間約7万件だった墓地の改葬件数が10年で年間10万件まで増加したことは、寺院との関係性を変えたまたは終わらせた方が増えてきていることが事実として言えるでしょう。

 

また、公益財団法人全日本仏教会と大和証券(株)によるアンケート調査では、住職に期待することとして、「もっと社会貢献活動を行ってもらいたい」「檀信徒・門徒ともっと接してもらいたい」と回答している数が全体の3割弱あり、これまでの法務に限らない、いろいろな活動を期待していることがわかります。

※出典:「仏教に関する実態把握調査(2019年度)」(公益財団法人全日本仏教会、大和証券株式会社)

実際、社会貢献活動に注力されたり、檀信徒・門徒との接触機会を増やすことで、菩提寺への満足度を上げている寺院様もいらっしゃいます。1月に弊社の研究会にお越しいただく苫小牧の正光寺様では、顧客満足度の向上のための取組みを多くされており、檀家数を6年間維持しつづけています。

 

各寺院で時流に適応していくことで、持続可能な寺院経営につながると思います。

 

まとめ 「船井流持続可能な寺院経営」の実現に向けて

冒頭で、「「船井流の持続可能な寺院経営」」とは、「時流に適応し、長所を伸ばし、地域の抜苦与楽に貢献し続け、持続発展する寺院創り」と定義いたしました。

その実現のために、寺院における時流と、どういうことが求められているか、ということを把握することが重要になります。そのためにも、寺院の時流を知り、ご自坊の伸ばすべき点を考え、そこに集中していくことがこれからの寺院経営に欠かせない要素だと考えられます。

 

次回のメルマガは、寺院の「長所を伸ばす」ためのポイントをテーマにさせていただく予定です。

 

〇お知らせ〇

2021年1月より、弊社では全国の寺院のご住職様向けに、寺院の収入増や価値向上を伴った寺院の持続経営の実現を目指すための勉強会コミュニティ、「寺院経営研究会」を立ち上げ、開催いたします。

 

これまでの経営塾や勉強会コミュニティと異なり、寺院の持続発展のために「寺院経営に特化」「寺院間の情報交換の機会の提供」「定期開催で持続発展のためのアクションプランを組み立てる機会の創出」が特徴となっております。

 

本メールをお受け取りの方は、初回無料でご参加いただくことができますので、お気軽にお申込みいただければ幸いでございます。

 

〇寺院経営研究会説明会・初回例会のお知らせ

・日時:2021年1月27日(水)

・会場:オンライン(テレビ会議システムのZoomを使用いたします)

・ゲスト講師:浄土真宗本願寺派 慧證山正光寺住職 吉井直道様

吉井様は、龍谷大学大学院卒業後、住職をすぐに継職。「1000年続くお寺を作る」を理念に掲げ、「本業である法務の見直し」と「お寺を中心とした地域コミュニティの形成」で檀家(門徒)数を6年間維持、2年前に完成した永代合同納骨堂は、建造前に600件以上の事前申し込みを集めることに成功するなど、寺院の持続経営の実現に向けた先進的な取り組みで注目されている。

 

詳細やお申込みは下記のホームページをご覧ください。

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/068822

 

▽「寺院経営コンサルティングチーム公式Facebook▽

弊社寺院経営コンサルティングチームでは、公式Facebookを開設しております。

継続的に情報発信をさせていただきますので、ぜひ「いいね!」をお願い致します!

https://www.facebook.com/temple.funai

 

 

 

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嶋田尚教

寺院の寺族。横浜国立大学卒業後、2018年に株式会社船井総合研究所に入社。入社後は士業事務所、特に法律事務所の相続・終活関連のマーケティングコンサルティングに従事。Webマーケティングを中心とした業績アップに貢献してきた。 現在は、「寺院の持続的経営の実現をとおして、全ての人の「幸せ」を創る「まちのお寺」を日本中に作り上げ、関わる人を最大化する」をミッションに寺院のコンサルティングに従事。寺院のサービス設計や広報活動に強く、ご住職様と伴走するコンサルティングスタイルで、その対応のきめ細やかさが評判となっている。

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