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コンサルタントコラム

多様化なのか、簡素化なのか?!

【執筆者:

こんにちは。光田です。

 

本日、テレビ取材していただいたものが、放送されましたので

その内容を少し深堀りを。

 

今回のテレビでテーマになっていたのは、「多様化」している葬儀。

 

先日、フューネラルビジネスフェアでも出展がありました

デニム生地の棺や宇宙葬や様々なお別れの形を紹介していただきました。

 

葬儀業界の人たちからすれば、

フューネラルビジネスフェアやエンディング産業展などの展示会で

目にすることも多いので、普通のことでも、

一般の消費者にはまだ存在を知られていないもの多くあります。

 

なぜ、「多様化してきたのか」を考えると、

その一つにあげられることは、「宗教者とのつながりが薄くなってきたため」です。

 

宗教者とのかかわりが薄くなったことにより、

ご家族自身が葬儀の段取りや流れなどをある程度、

自由に決めることができるようになったことがあげられます。

 

一方で、宗教者とのかかわりが少なくなったことにより

ただただ「簡素化」しいるというのも事実です。

 

私自身は、ただ単純に簡素化していく、

ということは、とても問題だと感じています。

 

何が問題かというと、「死」と向き合う時間がなくなることにより、

多くの人が「命」の大切さや尊さ、はかなさを、感じることが少なくなり、

さらには、「命」を軽んじてしまう、

そういった社会が訪れてしまう、と本気で思っています。

 

葬儀自体が小規模化することは、

少子高齢化、核家族化などの時代背景があるので

この流れ自体は悪いことだとは思わないのですが、

簡素化は本当にこれからの日本にとって問題だと思っております。

 

葬儀社の皆様が、胸を張って、

「葬儀が簡素になってきているのではなく、

多様化してきているんだよ」と言えるように

経営的な側面からサポートしていけるよう我々も努めてまいります。

 

最終的にはそういった多様化に対応でき、

かつ、経営力の高い葬儀社が生き残っていくことになります。

 

皆で、お客様のニーズ・ウォンツに合わせたサービスを提供しながら、

日本をよくして行きましょう!

 

と少々、熱くなりましたは今回はこの辺りで。

 

朝日放送のアナウンサー、塚本さんと船井総研にて。

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船井総研 光田卓司

M&A支援室
マネージングディレクター
光田卓司

大学時代からベンチャー企業の立上げに携わるなど、チャレンジすることを好む。
船井総研にて葬儀社・仏壇・墓石店・生花店のコンサルティングを専門に行っている。現在、月間26社の葬儀社様の経営コンサルティングを行っている。

「(自分を)楽しく!(周りにいる人を)楽しく!(ビジネスを)楽しく!」を自分理念と掲げ、現場スタッフを巻き込み自発的に動く組織をつくり業績アップには定評がある。
全国各地の葬儀社の経営支援を行っており、特に現場を巻き込んだ業績アップ研修が口コミで広がっている。

ABCテレビ『おはよう朝日 土曜日です』
毎日放送「ノムラでノムラだ」などメディア出演多数。

著書に「花店経営の基礎知識 10の成功法則~あなたのお花屋さん繁盛させます~」がある。

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